今日の1冊(32) 幸福の詩集
今日の1冊は、
詩と絵 やなせ・たかし
「幸福の詩集」
サンリオ ギフト・ブックシリーズ
山梨シルクセンター出版部
以前 ふと立ち寄ったブックオフで、あまりの珍しさに 思わず購入した1冊です。
やなせたかしさん といえば、アンパンマンの作者。
やなせさんの懐の深さ、優しさは、インタビュー動画などで拝見していましたが、
詩集は読んだことがありませんでしたし、
この本の、小さくて なんともいえない可愛らしさにも魅かれて、置いて帰れず購入しました。
本には、「幸福」をテーマにタイトルに「幸福」がついている詩が21編収められています。
様々な視点から切りとった「幸福」が、
それぞれの詩の世界から、ふわりと空気が漂ってるくるような、やさしい言葉で綴られているのが印象的です。
詩と絵が見開きで対になっていて、それもまた素敵。
1971年が初版ですが、半世紀の時を越えても全く古びないのは、やなせさんが、普遍的な「幸福」を描かれたからなのでしょう。
山梨シルクセンターが、現在のサンリオだと、この本から知りました。
可愛らしいキャラクターのイメージがあるサンリオですが、詩集も出版されていたのですね!
私自身は、「幸福」とこの言葉を口にすることは、ほぼ無いのでは?!と気づきました。
理由はわかりません。
幸せや幸福を感じていない訳ではないのですが…
なぜでしょう…? 習慣の問題?
しばらく観察してみます。