アイザックくん(アイザック・ニュートン)
むかしむかしあるところに、アイザックくんという男の子が産まれました。
アイザックくんが産まれたとき、とっても小さくて、お母さんは心配していたそうです。
アイザックくんは、実験をすることが大好きでした。
ねずみが回し車で遊ぶのを利用して、小麦粉の粉を作る機械を作ったりしていたのです。
アイザックくんが勉強をしていると、ペストという病気が流行り始めました。
ペストは多くの人を苦しめました。アイザックくんは、ペストにかからないように人が少ない場所に引っ越す事になったのです。
最新の機械もなく、勉強する仲間もいないところでしたが、アイザックくんはそのときふと疑問を持ちました。
リンゴが落ちる姿をみて
「なんでリンゴは地面に向かって落ちるんだろう?
あれ?地球は丸いのになんでみんな落ちないのかな??」
という疑問です。
地球が丸いのは、もう知っていますよね?
でもみんな地球に引っ付いています。
その謎を解明したのが、アイザックくんでした。
重力という、大きなものに引き寄せられている力を見つけ出したのです。
地球の方が大きいから、リンゴも私たちも地球に引き寄せられているのです。
アイザックくんは、そのほかにも光について勉強したり、物の速度や動きについて勉強をしました。
アイザックくんの勉強の成果のおかげで、いろんなことが分かったのです。
おしまい
保護者様へ(大人のコソコソ話)
リンゴといえば、ニュートン。重力の単位にもなっているニュートンを知らない人はいないほど有名です。
実はニュートン、あんまり人には好かれていなかったようです。
「ニュートンは人間的な魅力に欠けていた。子どもの頃は孤独を好み、成長してからはうぬぼれと復讐心が強く、王立協会の暴君としてライバルを盛んに妨害した」と知ってる人からぼろくそに言われていました。
しかしニュートンの功績は非常に多く、アインシュタインに覆されたものもありますが、身近にたくさんあふれています。