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【沖縄】9月17日はヤンバルクイナの日【カルチャー】

こんにちは。キヨリンドです。
「アーユルヴェーダを日常に取り入れ自然界と調和する」試みをしております。ご興味ございましたらこちらもどうぞよろしくお願い致します。

さて、昨日(またまた昨日かいな)は、「ヤンバルクイナの日」でした。
はい、ということで本日は「ヤンバルクイナとはなんぞや」について書いていきたいと思います!レッツゴー!

◆ヤンバルクイナを知ってるかい?

皆様、ヤンバルクイナをご存じですか?
方言ではアガチー(せかせか歩く)などと呼ばれています。

ヤンバルクイナ(山原水鶏、Hypotaenidia okinawae)は、鳥綱ツル目クイナ科Hypotaenidia属に分類される鳥類。
日本(沖縄島北部の大宜味村・国頭村・東村)固有種
引用:ウィキペディア「ヤンバルクイナ

ふむふむ、なるほどね~。
鳥綱ツル目クイナ科Hypotaenidia属の鳥類なのね~。
って、わかるか~い!
ヤンバルクイナは日本の天然記念物飛べない鳥で、沖縄県のやんばる3村(国頭村、大宜味村、東村)に生息する固有種です。
そう、世界中でここでしか見ることが出来ません。
また、1993年に種の保存法施行に伴い、国内希少野生動植物種に指定されているそうです。
しかし、2000年に大宜味村、2005年に東村ではほぼ見られなくなり、連続的に分布するのは国頭村に限られるようになってしまったようです。
が!!なんとなんと、近年では大宜味村内で鳴き声が確認されたとのことで、生息地の広がりが期待できそうですね。

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◆昔は沖縄本島全てが生息地だったはずなのに


でも、、、ヤンバルクイナの骨の化石と思しきものが那覇でも発見されていることから、昔々は沖縄本島全体的に生息していたのにも関わらず開発に伴いどんどん住処を追われていったのだろうと予測されています。
(TT)
ごめんよ、、、

◆特徴

全長35センチメートル
翼長15 - 16センチメートル
翼開長48 - 50センチメートル
体重340 - 430グラム
上面は暗オリーブ褐色で、顔や喉は黒い
耳孔を被う羽毛(耳羽)から、後方に向かう白い筋模様が入る
眼先に白い斑点が入る
頸部から腹部にかけての下面は黒く、白い横縞が入る
尾羽基部の下面を被う羽毛(下尾筒)は黒褐色で、下尾筒の羽先は黄褐色がかった白色
体重と比較して翼の面積は小型で、翼を動かす筋肉も貧弱
初列風切内では第10初列風切が最も短い
虹彩は赤い。眼瞼は赤橙色。嘴は太い。嘴の色彩は赤く、先端が白い
後肢は発達し太い。後肢の色彩は赤い。
卵は長径5センチメートル、短径3.5センチメートル。幼鳥は虹彩や嘴が褐色で、後肢は黄褐色。
引用:ウィキペディア「ヤンバルクイナ

なんだか、こう書かれていてもよくわからない、、、
こんな感じで~す!

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◆発見の経緯

1981年の数年前から山階鳥類研究所の研究者らは沖縄本島北部に位置する山原地域で種不明のクイナ類を目撃していた。1981年の調査で2羽を捕獲し(これらはいずれも形態の検討等の後に放鳥された)、同時に入手された1羽の死骸(剥製標本)とあわせて検討された結果、学界に未知の新種であることが判明し、同年末に和名をヤンバルクイナ、学名をRallus okinawaeとして新種の記載論文が発表された。この剥製標本がホロタイプ標本とされた。これは玉城長正(国頭村鳥獣保護員)が与那の道路際で発見した死骸が、玉城に新種らしき鳥の死骸確保を頼んでいた高校教諭の友利哲夫により剥製化され、山階鳥類研究所に寄贈されたものである。
引用:ウィキペディア「ヤンバルクイナ

むむむ、、、昔々、大昔から生息していたが、その存在が明確に確認されたのは1981年なのですね。
ということは、発見から40年記念なのか。

なぜ9月17日がヤンバルクイナの日なのかと言うと、語呂合わせだそうです。
そうか!ク(9)イ(1)ナ(7)、か!!!!
オイオイ笑。
いいよ!嫌いじゃない!笑
むしろ、好きだよその感覚!笑

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◆絶滅危惧IA類 (CR)だよ

ヤンバルクイナは、環境省が定めるレッドデータブック(Red Data Book、略記:RDB)内において絶滅危惧IA類 (CR)に分類されると言われています。
CRは、上から3番目に危惧されている分類に入ります。

森林伐採、農地開発、林道やダム建設による生息地の破壊や分断、交通事故、側溝への雛の滑落による衰弱死、人為的に移入されたイヌやノネコ、フイリマングースなどによる捕食などにより生息数は減少している。増加したハシブトガラス、新たに移入されたタイワンスジオなどによる影響も懸念されている。
<中略>
特にマングースについては沖縄本島南部から分布が北上するのとヤンバルクイナの分布の南限が北上するのが極めてよく一致していることから、本種の減少の主因であると考えられている。1998年6月 - 2003年6月にかけて22羽の死亡報告例があり、そのうち16羽(年あたり平均3.4羽、死亡報告例の72.7 %)は交通事故が死因とされる。5 - 6月に交通事故による死亡が多い傾向にあり、これは繁殖期と重複することから雛に餌を与えるために活発に活動している、または側溝に落下した雛の周囲で警戒している親鳥が交通事故に逢う可能性が高いことが示唆されている。
引用:ウィキペディア「ヤンバルクイナ

人間が自然界と共存することは、難しいのだろうか、、、という代表例がバンバンですね(TT)
「ヤンバルクイナを守りたいなら、車に乗らなければいんじゃね??」となりますよね(TT)うわ~ん(TT)

◆様々な取り組みや施設があるよ

1999年には「やんばる野生生物保護センター」が設置された。
2005年にNPOどうぶつたちの病院によって、「ヤンバルクイナ救急救命センター」の運営が開始された。
引用:ウィキペディア「ヤンバルクイナ

ふむふむ。
そして、我らが国頭村安田には、こちらの施設がありますよ。

なんとなんと!生きているヤンバルクイナを見ることが出来ます!
世界中で、ここにしかない施設です!

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◆クラウドファンディングがあります

傷ついた野生生物のリハビリ施設の為のクラウドファンディングだそうです。

サイトの真ん中あたりに野生生物の写真が出てくるのですが、ちょっと可愛すぎます。アカショウビンの子供、アオバズク、アカヒゲetc、、、
なんなの?なんなの?ってくらい可愛いです。良ければご覧ください。
(ワンクリック詐欺とかではありませんからね笑)

◆まとめ

そうそう、国頭村観光大使のヤンバラー宮城さんはヤンバルクイナと同い年だそうですよ笑

「僕、ヤンバルクイナと同い年なんですよ」と伺ったときは、ちょっと何言ってるのかよくわからないと思いましたが笑、
ヤンバルクイナが発見された年にお生まれになったということですね!笑

2020年8月に国頭村に引っ越してから、現在までに10~15回ほど野生のヤンバルクイナに遭遇しています。この割合が多いかどうかはわかりませんが、、、
皆様も、ぜひぜひヤンバルクイナに会いに国頭村にいらしてくださいね!

最後までお読みくださりありがとうございました。

あなたあってのキヨリンドでございます。

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