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「切」の秘密 なぜ七の刀と書くの 七を使って宇宙を解く

「切」という漢字は
「七」「刀」と書きます。
刀は物を切る時に使うので、
理解出来ますが、
「七」とはいったい何でしょう。

「宇宙は、すべて数字で
表す事が出来る」と言ったのは、
有名な物理学者の
アイザック・ニュートン卿です。
一方、数学者は、
「数字を使うと宇宙が分かる」と
話します。

アラビア数字には、
1から9で構成する
9つの文字があります。
0は便宜的にインド人が
発見したものなので、
今回は触れません。

有史以来、学者たちは、
この、たった9つの数字に、
頭を悩ませてきました。

今回は、9つある数字の内、
「7」に注目して見ます。

それでは、
お手元に電卓を用意して下さい。
無い方は、携帯のアプリに
入っているはずです。

用意出来ましたか?

準備が出来たら、
1から順番に7という数字で
切っていきます。
切るとは、
割ることを指します。

1÷7=
0.14285714285
2÷7=
0.28571428571
3÷7=
0.42857142857
4÷7=
0.57142857142
5÷7=
0.71428571428
6÷7=
0.85714285714
8÷7=
1.14285714285
9÷7=
1.28571428571

いかがでしょうか
すべての数字を7で切ると
7以外、どの数字も、
「142857」が出てきます
しかも、何桁行っても
ずっと、
このセットの繰り返しです。

宇宙のすべてが、
「142857」の組み合わせで、
構成されていたのです。

マトリックスという映画を
ご覧になった事が
ありますか。
劇中の有名なシーンで、
バーチャルで作られた
仮想の世界が、
モニター上には、
雨のしずくのように、
縦に流れる、
緑色の数字と記号の羅列が
写されていきます。
それは、その仮想世界の、
プログラムの数値化です。

逆にいえば、
私達の、この現実世界も
すべて、
劇中のように数字の
プログラムで
表現する事が可能です。
そして、その数字は、
全部「142857」です。

この宇宙はすべて、
この数字で
出来ていると言えます。

「切」の漢字を作った人は、
おそらく、この、
宇宙の本質を
理解していたのでしょう。

この事実を知ると、
バーチャル世界と、
私達のリアルである
現実の世界との違いが
なんだか、
曖昧になってくる
気がします。


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