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アメリカ大統領決着 アメリカはなぜ 銃規制を強化しないのか

アメリカ大統領選挙が終わり、
トランプ氏が、
大統領に返り咲きそうです。

今日は、アメリカの成り立ちや、
銃規制、日本との関係について、
皆さんと、考えてみたいと
思います。

僕の家内の実父が
アメリカ在住の白人なので、
特に、今回の選挙には、
注目していました。

彼が返り咲いた事で、
ウクライナ、やイスラエルの
戦争、紛争が終わるのか、
石油価格は下がるのかが、
日本に住む我々にとって、
大切な注目点です。

反面、戦争が終わると、
武器が売れなくなって、
石油価格が下がると
それぞれ困る勢力もあり、
途方もない
お金が動く話ですから、
当然、暗殺の可能性が
高まります。

トランプ氏は、選挙中、
銃での暗殺未遂事件が、
2度もあって、
特に、最初の事件は、
皆さんご存じの通り、
銃弾が頭部をかすめて、
耳を貫通する怪我を
しました。
まさに危機一髪。
政治家に必要なのは
資質と強運だと

強く感じた事件でした。

しかし、
そんな彼も、なぜ、未だに
銃規制に反対の立場なのか、
日本人としては、
当然、疑問を感じます。

それは、日本と大きく違う
アメリカの歴史が、
関係しています。

アメリカは、ご存じの通り、
移民の国です。
最初は、
多くの人々が、欧州から、
新天地を求めて海を
渡ったのですが、
大半は、王様や、政府の
権力や、圧政に不満を持ち、
希望のアメリカに
向かった人が、多く
占められていました。

彼らは、自由な社会を
望み、もし、
政府が悪いたくらみを
始めたら、
立ち上がって政府を
倒す気概を持っています。
彼らは強大な政府より、
小さな政府を望んでいます。

ですから、
外敵だけでなく、
銃口は、政府にも向いていて、
今も、国民は政府を
見張っている立場です。

最近増えている、
南米系の移民も、
政府の圧政や権力闘争の
争いに巻き込まれて
逃げてきた人が多いので、
銃規制には反対の
立場が多数です。

重ねて、
アメリカの国土は、
広大ですから、
開拓時代は特に、
平原に家を建てても、
隣の家まで数キロという
土地柄ですから、
強盗や牛泥棒が来た場合、
助けを呼ぼうにも、
警察はもちろん、
隣の人も間に合いません。

そんな時は、銃で、
自分の身は自分で
守らなければいけません。

学校での連続射殺事件が
起こっても、
銃規制の声より、
なぜ、ガードマンに銃を
持たせていなかったと
いった声の方が
多いのが現状です。
もちろん銃規制のデモも
ありますが、小規模です。

多くの家には、今も、
普通に銃が置いてあります。
ウォールマートにも、販売
コーナーを常設しています。

僕も、
訪米して湖畔の妻の実家に
招かれた時、テレビの上に
牛乳パックの半分ほどの
白い紙の箱が置いてあります。
沢山の銅色のペン先のような
光ったものが印刷されていて、
僕は「あれは何」と聞くと
親父が「ああ、あれは、
ライフルの弾丸だよ」
「今から銃で遊ぶかい」
と言ったので、
僕は戸惑いながら
イエスと答えると、
彼は、戸棚からライフルを
出してきて、ビール片手に、
家族や親戚の男達みんなで、
庭に出て、実弾を使って、
空き缶射撃大会が
始まりました。
僕も1時間で、
50発以上撃ったと思います。

日常で、ライフルの球が、
そこに置いてあるのが
むしろ、驚きです。

隣家とは200メートル
ほどの距離でしたが、
真昼間、銃声がしても、
誰も何も言ってこないのが、
アメリカの日常なのです。

これが、
僕が史学科で勉強した
アメリカの歴史や、
家内の、親父や兄弟、
いとこ、親戚から直接
見聞きした、
アメリカ人の本音です。

日米は、安全保障条約など、
国防においても、
強い関係を持ち、
毎月、陸海空、海兵隊の
4軍のトップと防衛相が、
東京の山王ホテルで、
秘密会合を行うほど、
親密な関係です。

大きく世界が変わる時代に、
情報に振り回されず、
渦に巻き込まれないよう、
静かに、楽しく、
過ごしていきたいと、
思っています。

読者の皆さんに、
良い事が
雪崩のように
起きますように。

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