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「潜在意識」で打った「長嶋茂雄」の天覧試合サヨナラホームラン 意識に深く落とし込むと奇跡が起こる
この歴史的出来事が
起こったのは、
1959年6月25日
東京、後楽園球場の
巨人対阪神戦です。
同点で迎えた9回裏、
村山実投手から、
巨人軍、長嶋選手が
レフトポール際に
満塁サヨナラホームランを
打ち込み、
巨人が勝利しました。
この試合は天皇陛下が
直接ご覧になる
いわゆる天覧試合だったので、
潜在意識の力を知っていた
長嶋選手は、前日から
イメージトレーニングとして、
近所の新聞店でスポーツ紙を
数種類買い込み、
紙面に直接、マジックで、
日付を翌々日に書き変え、
見出しに、
「巨人軍の長嶋、天覧試合で
満塁サヨナラホームラン!」
と書いたそうです。
その後、夜、宿舎で、
普通の選手なら、
陛下の目の前で、
「エラーをしたらどうしよう」
「三振したら恥ずかしい」
と、考えますが、
超プラス思考の長嶋茂雄は、
寝る前、自分がサヨナラ
ホームランを打つ姿を
リアルに想像し、
ゆっくりと3塁を回って
3塁コーチに、どういう姿で
ハイタッチをするかなど、
リアルにイメージして
ワクワクしながら眠りについた
そうです。
当日の試合は、巨人阪神戦で、
しかも天覧試合ですから、
当然、超満員で大盛り上がり。
両者ゆずらず、スコアは、
9回裏で、4対4の同点
満塁になり、
長嶋の思った通り、
自分に打順が回って来ます。
長嶋は、前日思い描いた通りの
フォームで、
村山投手のボールを捕え、
レフトスタンドまで
運びます。
劇的な、
満塁サヨナラホームランで、
陛下も立ち上がって拍手喝采。
球場は沸きに沸いて、
長嶋は思い描いた姿で
3塁を回り、
コーチャーズボックスの
コーチとハイタッチをします。
この試合は、プロ野球史に
残る名場面として
広く知られています。
次の日の各スポーツ紙の
見出しは、当然、
「巨人軍の長嶋、天覧試合で
満塁サヨナラホームラン!」
でした。
この事件の凄いのは、
一人の力では実現出来ない
事です。
9回満塁になる為には、
前の打席の3人の選手が
塁に出ていなければ
満塁にならず、スコアも
一定の条件下以外は
サヨナラホームランに
なりえません。
彼が9回裏に
打ったのは、
サヨナラヒットでも
サヨナラバントでも
ありません。前日、
彼がリアルにイメージした、
サヨナラホームランだった
のです。
長嶋がスポーツ紙に
書き込んだ事と、
試合で起きた事が
偶然だとしたら、
起こる確率は、おそらく
数億分の一のチャンスです
自分の想いが実現する事を、
本気で信じて、潜在意識に、
リアルに落とし込めば、
ここまでの事が起こる事を、
長嶋選手は証明したのです。
こんな実例がありますから、
皆さんも、
この力を使わない手は
ありませんね。
読者の皆さんに、
良い事が
雪崩のように
起きますように。
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