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英語で、「キャリアの棚卸し3ヶ月セッション」を受けてみた


「起業前に、英語で、人生と仕事を語れるにようになろう」

来年5月に、会社を60歳、定年で卒業し、その後、起業するので準備を始めてます。2011年から海外スタートアップとの協業を業務の一環で担当してから、ずっとその縁をたよりにさまざまなスタートアップと知り合い、彼らの日本市場進出支援をサポートしてます。そのため、英語で自己紹介をし、また、一緒に仕事をしている中で、自分の仕事観や人生の価値観を語るのは慣れましたが、それが果たして効果的な表現をしているのか?とふと疑問に思い、起業して自分の力でお金を稼いで生きていく以上、一回検証しておいたほうがいいだろう、と思った時に、偶然、素晴らしいプロフェッショナルコーチに出会いました。

人前で英語でスピーチすることを念頭に置いて伴走するパーソナルブランディングのコーチとの出会い

Kyoko Takeyamaという方です。



一度、お会いして、まさに求めていたプロフェッショナルコーチだと思い、すぐ3ヶ月の個人プログラムを申し込みました。スペインに住んでいらっしゃるので、オンラインで毎週授業を受けました。

心の奥底に沈めてた自分の性格が見えてきて、それを英語でかき出していく

その授業は、本当に刺激的でした。Kyokoさんは、キャリアカウンセラーの資格を持ったキャリアコンサルタントではなく、彼女の顧客が、公の場で、自分自身を魅力的に表現できるようにすることで、仕事やキャリアにポジティブな影響を与えていく、という独自のメソッドを持ったプロフェッショナルコーチです。それでも、最初の数回のセッションで行うことは、まさしく自分の人生と仕事人生を掘り進めることに集中します。

第三者の立場で自分を観察することの大切さ

自分の人生、および仕事人生を分析するためにKyokoさんは、僕の周りの仕事仲間に、僕の強みは何か?を聞いてみて、とアドバイスしました。そんなことをしたことがなかったので、海外の仕事仲間10人ほどにメールやビデオコールで質問してみることにしました。少々恥ずかしかったのですが、こういう機会がないと、二度とやらないだろうと思ってトライしました。すると驚いたことに多くの仲間が、僕は、直感的であることが強みだ、と答えました。びっくりです。そんなことは強みだなんて思っておらず、むしろ、直感は、自分の仕事やお客さんやパートナーのビジネスを危うくさせるようなことを引き起こしかねない弱点だ、と思ってきました。だから、できるだけ合理的に仕事をしていこうと努力してきたつもりだったのですが、残念ながら、他の人からは僕の努力は報われなかったようです。
それから、毎回、スマホで自分が話す様子を動画に撮ってください、と言われたのも面食らいました。さらに動画を撮影した後、それを自分で見てみて、どのように感じたか?を表現してみて、と言われました。非常に苦痛でした。特に、すべてを英語で話すので、自分の英語の拙さがはっきりわかり、げっそりしましたが、だんだんと改善する方法を自分なりに見つけて、最後は、自分でも、まあまあ良い具合に話せてるんじゃん、と思えるような動画が撮れました。自分自身で自分を分析できないことを痛感しました。

起業前にたくさん溜め込んだ自分を描く英単語

このような内容のセッションを英語でやり続けるので、帰国子女でもなく、留学経験もない僕には、毎回、非常にタフな授業だったので、終了後には、いつも、しばらく魂が抜けたかのような状態になりました。でも、三ヶ月毎週そのようなセッションを受けることで、自分を表現するのにしっくりくる英単語やフレーズを溜め込むことができました。それらは、セッション受ける前には使っていなかった表現ばかりです。本当にありがたかったです。
自分の会社で旗印となるようなキーワードも見つけることができました。Kyoko さんがいなかったら見つけることはできませんでした。

やりたいことの解像度を上げることの価値

そんなふうにして、つい先日、セッションは終わったわけですが、セッション中には、もちろんパーソナルブランディングだけでなくどのようなビジネスを今後したいのか、詳しく説明して、具体的に相談して、そのためのストーリーを一緒に作ってもらいました。そうすると、その作業をしている最中に、僕の中でやりたいことの解像度がぐんと上がるので、「待ってました!」というようなチャンスが何度もやってきました。ある種不思議なことが起こって来るわけですが、情報へのアンテナのはり方の精度が上がったり、思考プロセスが変わり、目の前の出来事を、自分がやりたいことの視点で見るようになった結果なのかもしれません。
こういう成果は、日記や本を読んでいるだけではなかなか見出せないと思います。多くの起業家の仕事仲間がなぜプロフェッショナルからコーチングを受けているのか、よくわかりました。絶妙なタイミングで体験できて本当によかったです。

Kyokoさん、本当にありがとうございました。








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