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中高年の再就職 失敗する。

約1年の無職期間を経て、再就職にたどりついた。
希望した業種で、立地や土日、祝日休みである等の条件も良く。代表曰く定年は一応あるけど、働く気があるならいつまででも働いてもらいたいと。私的には最高な環境で、面接直後は本当に浮かれていた。

勤務初めの頃は単純なデータ業務。入力とかチェックとか。久しぶりの仕事だからなのか。慣れない環境だからなのか。もともと要領は良い方ではないので、ワタワタしてしまう。こんなにも出来ないものかと落ち込む。そんな中で、色々な事がおき。それらがどうしても受け入れられずに辞めた。初めての転職に失敗した。あはーは(壊)

最初の違和感 実は欠員

勤務初日に、当初の「増員」ではなく「欠員」での採用になったと言われる。急遽退職者が出たとのこと。「うちの会社、人の出入り激しいんだよね。」と。長く勤めている人かと思ったらまだ数年だったり。そこでちょっとモヤッとする。
欠員が問題だということではない。当初聞いていた内容と違うということが引っかかった。再就職初心者は、そういうのに敏感になってしまう。

労働条件がわからない

労働条件がわからない状態で働いていた。
面接の時に雇用契約書はいつもらえるのか確認したのだけれど、はっきりとした回答はもらえず(結局その書類を見ることはなかった)。まさか給与がいくらもらえるのかわからない状態で働くとは。こんな状況に自分は絶対ならないと思っていたのに実際そういう状況になると、思ってても言えない。言うことで会社との関係が悪くなってしまうと思ったのだ。モチロンこんな考え方は間違えている。そしてこんなことに気を使わせる会社もおかしいと思う。

当時モヤモヤしながらも思ったことは、就職活動はまだ止めないでおこう。だった。働きながら就職活動は継続しようと。
そんな中、今度辞める人の担当業務を引き継いでもらうと言われる。次の打ち合わせの時に新しい担当者として相手に紹介すると。ちなみに勤務初日にも別のお客様対応をした。

OJTとか引継ぎとか

質問がしにくい。これが一番キツかったかもしれない。
ある時確認のために質問をすると、何が気に入らなかったのか「それさっきも言ったよね?」と早口でまくしたてられる。あまりにも突然でとても驚いた。確認しただけであんな対応されるとは。どこにスイッチがあるかわからないから、その後質問や確認をしにくくなってしまった。

誓約書はちゃんとある

上記の内容が立て続けに起こった後、誓約書の提出を求められる。労働条件がわからないのに誓約書の提出とか。ここでさすがになんかヘンって思う。
また就職活動を始めるのか。もうあんな思いは二度としたくない。もう少し働いてから考えてみた方がいいかも。など自問自答してはみたものの。
これから先ここで働くことを考えたら、これらの出来事はしんどすぎた。さらに打ち合わせの日程がすぐそこまで迫っていて、この打ち合わせに出席してしまったら相手先にも迷惑かけてしまう。

あとは。代表の「匂い」。あの匂いが近づいてくると動悸がして。あぁ無理かもと。
てな感じでこの会社で働きながら転職活動なんてムリーってなりました。

モヤモヤから恐怖に

そんな感じで、辞めたいと代表に伝える。冷静に聞いてくれ、私の言い分を受け入れてくれるように見えた。ありがたいことに引き留めてもらい、新たな提案もしてもらった。「雇用契約書は今日渡そうと思っていた」「担当を持つと歩合で別に手当がつく」「勤務初日からお願いしていた仕事はちょっと大変すぎた」など言われ、話の聞き方も絶妙で、話している途中でやっぱり考え直した方がいいのかと思ったりもした。

でもなんとも言えない気持ち悪さが。この時、雇用契約書についてはこっちからは何も言っていない。雇用契約書の提出が遅れているってのわかってたってことだ。それから歩合の件については、求人サイトには一切書いていませんでした。手当がつくって良いアピールポイントになるから書くと思うんだけど。
こんなことをニコニコしながら言ってくるもんだから、後半は恐怖心で一杯に。早くここから出たい!ってなった。

急がなくても良かった。

書類選考で落とされまくって、一回目の面接で面接中に採用したいと言われその場で承諾。典型的な浮かれっぷり。あとはブランク期間が増えてしまうという焦りで冷静ではなかったんだと思う。
それにまだ選考中のものがあったから、それらの結果を聞いてからの承諾でも良かった。

けっきょく、転職活動に戻る。

そんな感じですぐさま転職活動再開する。不幸中の幸いで転職サイトの退会や、応募した会社への応募の辞退はしていなかったので、そのままヌルっと再開した。




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