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桑沢の卒展を見て思うデザインのこと。桑沢デザイン研究所卒業生作品展2019
平成30年度卒業生作品展 桑沢2019
(専門学校 桑沢デザイン研究所)
今日は母校の卒展を観てきました!後輩が元気にしっかりやってて良かった!
目次
・桑沢卒展を見て思う「卒展」のいいところ
・学生作品を見て感じた2つのこと
・個人的価値観で生まれるデザインの美しさ
桑沢卒展を見て思う「卒展」のいいところ
桑沢の卒展を、初めて卒業生として外からの目線で見た感想を書きます。
卒展のいいところは、普通の美術展なんかと違って一つ一つの作品の作者が違うところです。作者が違うということは、普段見ている視点が違うということ。それぞれの作品には自分の持っていない視点や感性があり、新鮮に感じることができます。
さらに、桑沢の卒展作品はどれもクオリティの高いレベルで完成していて(なんか身内びいきっぽいけど)、展示空間も見やすくデザインされています。
桑沢の場合、建物自体がコンパクトな縦長で、上から下ると順番に見て回りやすいです。(正直、学生時代作業するにはクソ狭い建物だが、展示を見て回る分にはいいかもと思った)
学生作品を見て感じた2つのこと
感じたこと1つ目は「のびのびデザイン」
学生の作品ともあり、自由な発想でのびのびと作品が作られています。デザインは自由な発想でこそ面白くて人の心を動かすものが生まれるのだと思いました。
感じたこと2つ目は「個性のデザイン」
作品それぞれが作者の独自の視点、着目ポイントで作られています。私なりの視点、私なりの考え方、私のデザイン、という自分というオリジナルブランドがあるからこそ作品にさらなる価値がつくのだと思いました。
個人的価値観で生まれるデザインの美しさ
様々な視点で世界を見ることで、デザインをする人もしない人も楽しく生きることができると僕は思います。
今まで知らなかったことに気づく!という気づきを通して、自分は何に、どんなことに興味を持っているのか?知ることができます。
自分の興味を知ることができれば、そこには自分という個人的な価値観を持ったブランドが生まれます。
このブランドには、興味を持ってくれる人、好きになってくれる人、同じ意見を持ち共感してくれる人、はたまた否定的な人もいます。
それらをひっくるめて、だからこそ集団から抜け出し個人が確立され、素敵なデザインが完成するのだと僕は思いました。
そして、そんな風にデザインに、これからに向かっていければと思います。
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