動きのあるものを綺麗に撮る。撮影術を考えてみる。
カメラを持って写真を撮る時、出来るだけ綺麗に撮りたい!と思うものです。この間、久しぶりにカメラを持って武道の撮影をした時に気づいた、写真を綺麗に撮るための撮影術について考えました。(武術やスナイパーの動きを参考にした、自分なりの撮影法です。)
目次
・安定した撮影姿勢
・撮影のタイミング
・シャッターを切る時の呼吸
・殺し屋のように撮る
安定した撮影姿勢
撮影するときは、脇を締めてカメラを両手で構え、腰を落とすと重心が下がりブレが少なく姿勢が安定します。足はハの字に地面につけるのではなく、平行につけるようにするといいです。
腰を落とすと足回りの筋肉を使うので、慣れないとちょっと大変かと思いますが、健康運動くらいに思って実践してみてもいいと思います。
慣れてくると、脚の開き方や腰の高さでアングルを変えられるようになって便利です。
予測して撮影
動きのあるモノを撮るときは、撮りたい物の動きを予想してシャッターをきると綺麗に撮影できます。
スポーツや武道だとわかりやすいと思いますが、自分がやったことのある動きや、知ってる運動だと「今この構えだから、次は一方踏み込んで右の突きが出るな。そこで動きが止まる瞬間があるからそこを狙って、、、」のような感じでベストショットが撮れます。
上手くなると、連続撮影よりも確実に綺麗なショットが撮れるようになります。
ボタンを押してから、シャッターが切れる(撮影される)までの時間差も考がえるとより狙ったタイミングで撮れます。
シャッターを切る時の呼吸
より撮影のブレを小さくするためには呼吸にも注意します。シャッターを切る前に少し息を吐くようにして、切る時は息を止めるようにします。
スナイパーは、ターゲットを狙撃する時は、呼吸による胸の動きをなくすために引き金を引く瞬間は息を止めるようです。
また、落ち着いた呼吸(深呼吸のようにゆっくりと呼吸する)をした方が体の動きも小さくなるので安定した撮影ができます。
まあ、ここまでする必要はない気もしますが、、、スナイパーの気分になれると思うとちょっと面白いです(笑)
殺し屋のように撮る
余談ですが、撮影上手なカメラマンは殺し屋のようにシャッターを切るそうです。
撮りたいものを見つけると、カメラを出さないで対象を眺めてある程度構図を決め、サッとカメラを抜いてレンズを覗きシャッタを切ります。撮影が終わったらスッとカメラをしまい、何事もなかったかのように立ち去る。
なるほど、たしかに殺し屋っぽい。スマートに写真が撮れるとかっこいいな〜
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