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予測不能な未来を生き抜くための知恵【忍者の技と知恵 #395】
これから来ることを予期して行動を計画し時の流れ(流行)に応じるのが「先を見据える」という上策ですが、なかなか難しいもので、未来の予想ができず発生した事態に対処しなければならないことがままあるでしょう。
忍術では本来、謀略計画の上手い人ならば戦いの兆しがないときに忍者を敵国に潜入させる「遠入り」を行いますが、予期せず戦いが始まりなんとか対処しなければならないときもあり、このような戦争状態で警戒レベルの高い敵城へ忍者が潜入するときに使う術を「近入り」といいます。
(注:陽忍(変装して堂々と活動する忍者)の術の分類であり陰忍はまた別)
常に状況を把握して先回りした計画を行えるわけでなく、時には対処療法的な対応を強いられることもあることを理解し、その時になって慌てないように選択や行動のルールを事前に決めておくことが必要です。
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万川集海とは
『万川集海(ばんせんしゅうかい/まんせんしゅうかい)』は伊賀甲賀49流派の忍びの術、古代中国や日本の謀略家・名将軍の技と知恵を結集し、悪しきものを捨て良いものを厳選し集大成した全21巻に及ぶ忍術秘伝書である。
万の川が集まり大海となるように、数多の術を結集したことから名付けられる。
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![きよし|忍者なデザイナー(Shinobi Design Project CEO)](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/26826716/profile_5267d8c5589a535ade50698222800af6.png?width=600&crop=1:1,smart)