だから僕はヒモになれない
僕は昔、ヒモになりたかった。ところが惜しいところまではいってもヒモにはなれなかった。なぜだろうか??
考察してみた。
まず自己分析
容姿は悪くないと思われる。特別良いわけではないが、まあ平均点といった感じだ。
背は170cm、体重58kg,一般男性そのものである。
仕事はきちんとしているし(内容はまた別)、趣味はオートバイ。
健康体で、お金はないが良く遊ぶし、お酒に強い。
休みの日には前日からの二日酔いで寝ているような生活を続けている。
だらしなくて、めんどくさがりやだが、面倒見は良い方である。
とまあ、そんな僕である。
過去の失敗例を見てみる
確かに惜しい時期はあった。8歳年上の彼女と付き合っていた時期である。
なんでもおごってくれる、そんな人だった。ただそれは長くは続かなった。
というのも彼女は無職になってしまったのだ。
そして気づいたら僕は彼女にお金を貸すようになっていた。まあいままで散々おごってもらっていたのだから、いいんだけどね。しかし、ヒモ的には大失敗である。
この時の敗因は二つである。
まず、ヒモになりたいのならもっとお金を持っている子を選ぶべきである。そうでなければ僕を養う余裕が、向こうにはないだろう。
次に、彼女にお金がなくったとき、僕は頑張ってお金を稼いでしまった。結果、彼女をヒモにしてしまった。人間どんな仕事でも、長い時間働ければそれなりに給料がでてしまうものである。頑張ってしまったのである。
僕には彼女のヒモになりきる心が足りなかったのではなかろうか。
その次に付き合った子はソープ嬢だった。
おお、余裕そうじゃん、と思うかもしれないが、そんなことはなかった。
ソープで働いていること以外は普通の女の子であった。デートもいつも割り勘であり、僕の方がおごることよくあった。付き合っているのだから普通といえば普通である。
この子と付き合ったのはソープ嬢だからではない。女の子として付き合ったのである。だから、ヒモになろうという気持ちは全くなかったし、支えていこうという気持ちの方が大きかった。
なぜ付き合うのかと聞かれたら、迷わず好きだからと答えるだろう。ヒモになりたいという気持ちは、そこには一切出てこない。
そのまた次はメンタル弱めの子
この子はとても面倒見がよかった。だから僕は甘えすぎてしまった。
基本的にめんどくさがりでだらしない僕である。楽な方に無限に転がり続ける。気づいたら彼女は去ってしまっていた。
いくら面倒見がよくても、女の子として丁重に扱うべきであったと今でも反省してる。
僕がヒモになれない理由とヒモになれるやつ
まず僕は、彼女のことが大好きであり、好きな人には尽くしてしまう、重いタイプである。だから尽くした相手をダメにしてしまう。
ところが尽くされると、僕はとたんにダメ人間になってしまう。結果相手は尽くしたくなってしまう。
また、最初の段階でヒモになることが全く頭にないので、そもそも大好きになった相手と付き合ってしまう。そんな相手からお金をもらったりするのは、非常に気が引けてしまうのだ。
このことから考えればヒモなれるやつはこうである。
まず、女性への扱いを心得ており、どんなときでも雑に扱わない。
思いやりはあるけれども、
お金をもらうことに対してはちょっとだけ寛容である。
たまにおごったりするときはあるけれども、尽くすタイプではない。
あとはどれだけ相手から尽くしたいと思われるかである。
だから僕はヒモにはなれない。この記事を書いていると改めてそう感じる。