サッと読み!【うめチャン第4話 】森伸明 社長 (株式会社味蔵)
第4話ゲスト:森伸明 社長 (株式会社味蔵)
博多駅のお土産売り場にある味蔵の商品を教えてください。
博多のラーメン名店を6店舗(元祖赤のれん節ちゃん、名島亭、ナンバーワン、ふくちゃん、一幸舎、はなもこし)を中心にお土産商品として、もつ鍋(一藤 味噌・醤油味、オリジナルあごだし醤油・白みそ味)、そして明太子を販売しています。かぼす明太子はお店大分空港限定販売となります。
名店のラーメン屋と提携はどういった経緯でされるんですか?
ご依頼いただくこともありますが、基本的には私どもから声かけします。お店の閉店間際にお客さんとして伺って、お会計済ませた後に実はこういう者です…という所が主になります。そして、各店主さんから認めていただき、商品化となる流れとなります。
お土産に替え玉って革新的ですよね?
私も自社の商品のファンでありまして、自宅で食べる際、ラーメンのスープが残っているのに、もう一袋あけるのはもったいない気がして、仕入れ先の麺屋さんに作っていただきました。パッケージは透明袋にして、お客さんにも視覚的にすぐわかるようにしました。
基本的な考えとしては、お土産は博多の食文化を形にして、お客さんが地元に持って帰っていただきたいです。その博多の食文化の象徴が"替玉"ですね。博多ラーメンの麺は、ほとんど細麺ですから、どの商品とも相性が良いです。
有名店のもつ鍋商品化について
もつ鍋の有名店"一藤"の社長と太宰府の遊歩道を歩いている時、そういえば弊社でもつ鍋のお土産がありますよって提案からですね。
お土産用なのでレトルト加工しており、お店で食べるもつとは違うことが前提ですが、ギリギリの瀬戸際で脂を残し、美味しく仕上げています。こちらも、別袋で締めのちゃんぽんも販売しています。
明太子のこだわりについて
明太子を作り出したのが1994年の後発組になります。特徴は子供から老人まで楽しめる、優しい味です。といいますのも、原料(スケコ)の仕入れに自信がありますので、味付けを薄くして、素材の良さを楽しんでいただきたいです。自分たちが自信持って出せる味にして販売することにこだわっています。
ご実家が福岡の銘菓"筑紫もち"を作られていますよね?
如水庵というメーカーを今は兄(三男)が経営しています。黒田官兵衛如水にあやかり、会社理念・水五訓を掲げ、お菓子を通じて世界平和に貢献するという事です。創業は正直古くて分からないので、今は不明としています。グループ全体で理念を共有しながら、社員一同気持ちを同じくして、頑張っています。
ゲストのひとこと
『博多の食文化を地元にお持ち帰りいただく』
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