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自己紹介パート②

こんにちは。理学療法士&トレーナーをやっていますキヨです。


前回、私の自己紹介というか生い立ちを投稿しましたが、引き続きパート②になります。簡単にと言ってましたが、長くなってしまいました。
#誰も興味ないことはわかっています

中学までの生い立ちを書いたのですが、人生のターニングポイントといいますか、めちゃくちゃマイナスだけどそれを糧にできた出来事が中学の時にありました。


親の自己破産です。


私の両親は、父親が魚屋、母親が自宅で海産物のお土産屋さんをやっていました。魚屋も結構大きいかったんじゃないかな。今でもあんなたくさんの生け簀を持っている魚屋は見たことがないです。なので中学までは割と裕福な生活を送っていました。

異変に気付いたのは、中3の秋頃でした。
いつもは仕事で遅い親父が学校から帰ってくるといるんです。次の日も、その次の日も...

何でいるんだよと思春期の私は思ってました。知らないおじさんが何日間かやってきて親父と色々やりとりしていたのを記憶しています。
後から聞いたのですが、税理士の方だったみたいです。


そして、倒産することを告げられたのがその年の12月。


倒産することだけならよかったのですが、自分が住んでた家・土地を売らなくてはならず、高校受験を控えていた私ですが、勉強そっちのけで自宅を片付けていました。年末に片付けが始まり、大晦日も片付け、年を越すと母方の実家に身を寄せることに。なぜか親父はまだ実家に留まっていました。

これから色々あるから家には居るなと親父から言われ、何があるんだろうと特に深く考えていなかったんですが、年を越してからふらっと親父のいる実家に帰って、自分の部屋を見つめ引っ越すというか、自分の家が無くなるんだな~と考えていた時、ピンポーンと。

もちろん親父はでませんので、私が玄関を開けると知らないおじさんが、おとうさんいるかな?と訪ねてこられ、ちょっと待ってくださいと親父のとこにいくと、親父がなんででたんだと爆ギレ。

そうです。借金取りの方だったんです。思春期の私はとっさに機転を利かせて親父を探すふりをします。お父さーん、お父さーん。二階にも上がりお父さーん、お父さーん。すみません、さっきまでいたのですが出ていったみたいですとアカデミー主演男優賞ばりの演技を披露しました。

おじさんは表情が変わり、すごい舌打ちをし玄関を激しく閉めて帰っていきました。

テレビでみていた借金取りって本当に来るんだなーと感じたことを覚えています。これがあるから、実家に居るなということだったんだなとこの時に初めて気づきました。

1月中旬になると家も土地も売られ、実質私の実家はなくなりました。
#家なき子

高校受験を控えていた私は、両親が熊本を離れることを決めていたので、公立高校を受験しなさいと言われてましたが、自分は熊本に残ることを決めていました。何でかわからないですが、熊本から離れたくなかったんですよ。大好きな祖父もいるし、ここで熊本を離れると一生帰ってこないんだろうな~と中学生ながら思っていました。
#決断次第では今後の人生が大きく変わっていた


熊本に残ると決断した私は、なんとお金がかかる私立の高校に行きたいと両親に伝えました。もちろん両親は即答はしなかったです。どんな話し合いがされたかはわかりませんが、その後、親父から自己破産の事は何も考えなくていい、自分が行きたいとこを受験していいよと伝えてくれました。
#親父からこんな言葉がでるなんて
#まじで嬉しかった


そんなこんなで念願だった志望校に無事合格。
高校からは1人熊本に残り寮生活、両親も兄姉も東京へ。
#この話はノンフィクションです


つづく。
#つづくよね
#終わり方がわからない

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