【クリーム愛・オイル愛】
みなさま、ごきげんよう。
今日は冬の保湿ケア、クリームが良いのか?オイルが良いのか?問題。
もう、ここは"偏愛の世界"。
この話題、誰が触れても波風立つやつ。
でも、あえて。
個人的には、クリームもオイルも大好き。
重たーいクリームを左官ばりに塗りたくって、テラッテラに顔をテカらせて眠る達成感。
はたまた、オイルの肌と一体化する程の親和性を感じながら、飽和点を完璧に見極められた時の快感。
どちらも極楽。
クリームとオイルのどっちが良いのか決着を付けるつもりでしたが、、、やめやめ!
今日はゆるゆるで。
脳で化粧品を語りましょう。
私は個人的には、基礎化粧品を開発する時は、ベネフィット、エビデンス、ロジックを重視します。
もう、ガッチガチに。
これが、ストーンと腹落ちしないと商品化しません。
ダメなんです。
納得できないんです。
しかし、人様が開発した化粧品については、不思議とそこはおおらかで、"楽しんで使う心"も、まだ忘れてはいません。
(…まぁ、でもそこそこシビアに商品選びはしますがね。。)
さて、そろそろ本題。
クリーム愛とオイル愛、そのどちらも尊重するために、この冬の【使いこなし術】をお教えしましょう。
これなら、クリームかオイルかなんて選べない!
どっちも使いたい!
という方も問題解決です!
★クリーム愛
【使いこなし術】
なんと言ってもおススメは「インバスケア」です。
クリームのメリットは保護性。
デメリットは親和性が低い。
このデメリットを解決するには、バスタイムを活用しましょう。
浴室は湿度が高く、空気中に保湿成分が逃げて行きにくいのです。
また、肌も柔らかくなるので、さらに親和性が上がります。
すっぴんになった肌にクリームをたっぷりぬって、湯舟に浸かりましょう。
そのままリラックス。
上がるタイミングで、クリームを肌に馴染ませます。
ぬる付きが嫌なら、流してしまってもOK.
驚くほど、福々と柔らかい肌に生まれ変わります。
★オイル愛
【使いこなし術】
おススメは、意外や意外。
お風呂上がりの"濡れた肌"につけるのです。
しつこいようですが、濡れた肌ですよ。
ココ重要!
もうひとつ、この時大事なのは、「水分にも油分にも馴染む性質のあるオイル」を使うこと。
例えば、、、
王道は馬油。(←これは間違いナシ!)
植物性ならオリーブオイルなど。
そもそも皮脂膜は、自分の汗と皮脂が親和した状態で肌のベールを形成しているもの。
これを人工的に作っちゃおう!という魂胆。
皮脂膜の優秀さは、まんま肌の若さに直結します。
これで、お風呂上がりは、肌年齢マイナス3歳〜5歳はちょろい。
いかがでしょうか。
ちなみに、私は、今は我が子可愛さでキヤクの「キ」を連用中です。
まあ、これはクリームとオイルの超優秀遺伝子を掛け合わせて作った、オイル系保湿界のエキスパートハーフです。
つまりは、イイトコ取りってこと。
クリームの保護性、オイルの親和性、まるっとOK.
それでもクリーム愛がおさまらない時は、インバスケアをしてみたり、時には左官ばりのテクニックでクリームを塗りたくってみたり、楽しんでますよ、それなりに。
化粧品は薬じゃないですからね。
如何様に使っても、生き死にまで左右されないし。
私だって、たまには小難しいことから離れて、プラセボ効果って言葉にあえて甘えて、
ただただ化粧品やスキンケアを楽しむ、
普通の妙齢女子に戻る日もあって良いでしょ。