寿命の砂時計を医療人かつ占い師として考えみた
人はどう死ぬか
久坂部羊
こちらの本を読んで
自分の命の砂時計を
まっすぐ
一粒一粒落ちるのを感じながら
死の距離を感じ
死ぬことは
私の幸福論の一つになりました
占いでは
いつ死ぬかを
占うことは禁止とされています
私は純粋に自分がいつ死ぬかの
知りたくて
西洋占星術リーディング使って
教えてほしいと
師匠に頼みましたが
師匠は知ってはいるけど、
それは教えない
とはっきり言われました
この本では
いつ死ぬかは書いてませんが、
どういう風に死ぬのかは書いてあります
看取ってきた中で何を感じて思ったか
自分なら
この選択肢は選ばない
何故かの説明が正直に書いてあります
世間では口にしない、
情報にも流れない
ある程度死へ幸せか
という話について
自分が看取ってきた患者さん達との体験談と
そして彼の考えが載っています
読み進めていくと、
世間で一般で言われている
幸福な死に方というのが
果たして幸福なのかと
疑問を思ってしまいます
自分の寿命の砂時計を
あえて砂を入れることによって
伸ばすのか、
無理やり砂時計を変形させて
伸ばすのか、
それとも、
砂時計の砂を一つ一つを見続けて
死ぬのか
あなたならどんな寿命の砂時計を持ちたいのか?
そんなような選択肢を考える内容でした
ガンで死ぬ?
老衰で死ぬ?
病院で死ぬ?
自宅で死ぬ?
救急車呼ぶ?
かかりつけ医で死ぬ?
自分がどう死にたいかと思い
そして死までの流れを想像する
人は因果なもので
胎児のときも
生まれる時も
生きてる時も
死ぬ時も
死んだ後も
生きている人と関わる
本当に生活をして生き抜いていくには
人間はひとりでは生きていけない
また
自分が死んだあとも関係の本も(こちらは漫画)
読みました
火葬場で働く僕の日常
下駄華緒
どんな災害があろうと
どんなに電気が動かなくなっても
火葬場に休みはない
だからそのためにも準備してる
火葬場で働く人々が
ほんとうにふつうの道徳心と倫理を持って
仕事をしている
ただ淡々と仕事をして
その中で自分ができる精一杯のことする
それは
火葬場に限ることでもなく
人が生活する中で
世の中を回す大切な仕事であること
いろんな死者と最後の対面を
リアルに感じる仕事だと思う
生きているからこそ
死を遠ざける考えもあり
生きているからこそ
死を近づける考えもある
それは各個人が選べばいいと思います
生と死は常に一対一の関係
近づいても遠くにおいても
その対が切れることなく繋がっている
いま現在
私の寿命の砂時計は
まだあるはず
その砂時計をどう感じていくかは
私の死ぬまでの課題です
余談ですが
死んでる人よりも
生きている人のほうが怖いです
(そんなことも以上の本は学べます)
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