SEX・DRUG・ROCK'n ROLL（３）

で、「もう買うしか無い！」と思い、小遣いを貯める事にしたんだが、当時オレ小遣いとか貰ってなかったのね。ｗ
特に必要ないから。
で、何か必要になる度に必要なだけ貰ってた。
これって、金銭感覚ダメになるね。
自分で管理できない人を作っちゃう。
子供には毎月定額の小遣いを渡して、すべて其れで遣り繰りするように教育すべきだね。
ウチの親の教育で一番失敗だなと思ったのはコレだった。ｗ
　
で、話はそれたが、結局お金なんか貯まるわけもなく、悶々とした日々を過ごすことに成る。
そんなある日、友達の家に遊びに行くと、なんとあの香ばしい中年のオバサンが足を開いてる本があるじゃないですか！
それは友達が、例の自販機で買ったらしい。
当然、その場で皆で見るわけですが、当然のように肝心なところには黒塗りが…。
　
当時は「墨塗り」から、印刷段階で黒く潰してあるやつが主流になってたので、よく言われるベンジンやシンナーで、黒塗りを拭き取るなんて芸当は出来なくなってた。
モザイクが出始めた頃でも有るので、もう「消して見る」なんてことは出来なくなってた。
　
それでも、男子中学生の劣情を刺激するには十分で、数ページ読むと誰かがトイレに立つ。
そいつがヤケにスッキリした顔で帰ってくると、入れ替わりで別なヤツがトイレに立つわけだ。ｗ
そんな感じで、トイレを皆で共有しつつ読み進めるわけだが、結局読み終わっても何もわからない。ｗ
　
トイレがイカ臭くなっただけだった…。