北米皆既日食 2024
FC-60CB + Extender1.7 (total.600mm)
EOS R3 on Sky-Watcher Solarquest
82% Triming
(1/1000, 1/320, 1/100, 1/30, 1/10, 1/3, 1sec)x2set ISO800
StellaImage9, Pixinsight, Photoshop21
Locations: Dexter, Missouri, USA
https://www.flickr.com/photos/kiyoshi_imai/53673104433/
北米皆既日食に行った時のこちらの写真が、来年のアストロアーツのカレンダー、「星空こよみ2025(壁掛け版)」の表紙に採用されました。
それも表紙で (ワーイ)
ということで自分用や、保管用、友人用など少しまとめて注文しました。
カレンダーの表紙ってすごいでしょ。と家内に見せたら
「1月とか2月とか各月の画像に採用されてる人は1か月それを見ることができるけど、表紙って一瞬で裏に回されるからね」
とのこと。(ひぇっ)
さて、撮影旅行についてはこちらに書きましたが、今回は少しだけ画像処理の話を。
画像処理
かなり前からオートスクリプトを組んだりして、何十セットも撮るつもりだったんだけど、当日の機材トラブルで、取れたのはオートブラケットを使って 1/1000, 1/320, 1/100, 1/30, 1/10, 1/3, 1sec の7段の画像を2セットだけでした(泣)
それを Photoshop Camera Rawで(パラメータデフォルトのまま)現像してTIFFファイルにして、ステライメージに放り込んで単純コンポジットを行いました。
ミラーレスの電子シャッターモードで撮影したので、ほぼ動いていないだろうという事で位置合わせも行っていません(笑)
単純加算平均でコンポジットした画像を回転アンシャープマスク処理(ステライメージ→ツール→コロナ処理)でぐいっと強調します。
ここから先はPhotoshopでの処理。
周囲が少し寂しかったのでプロミネンスの良く写っているカットを探してプロミネンスを強調処理。
コロナを捉えたカットと適当に合成しました(キリッ)
最後に、CameraRawフィルタで少し派手目にお化粧したら完成です。
ちなみに、強調処理をしていないカメラからの撮って出しはこんな感じでした。