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ATOM Cam2 全周カメラの改良
先日設置した全天カメラですが年初にぼーっと撮影結果を見ていたら、空は晴れてるのにぼんやりとしています。
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ん?と思い、現地に行ってみたら案の定レンズの中に水が入ってました。
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前回の記事ではATOMCam2は防水なのでその上に適当にレンズ置いとけばいいかと思ってやってみたんだけど、ATOMCam2の上に置いただけのレンズにはどこかから水が入るようでやはり雨対策のドームは必要そうです。
というわけで、手元にあったアクリルパイプの直径に合わせてAmazonでアクリルドームを買い、それらをくっつけた適当ドームを作成してみました。
例によってグルーガンで適当接着。
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屋根上への固定はマグネット固定(ガルバリウム鋼板の屋根)にしました。
さて、雨が入ってこないという前提だったら、ATOMCam2を分解して、もうちょっとピント位置が何とかならないものかと調査してみます。
まずはフロントパネルを剥がします。(両面テープでついているのでゆっくりと薄いものを差し込んでいく)
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次は3か所のネジを緩めて本体を引き抜きます。
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ここで、なかなか引き出せず苦労しましたが、ネットで検索したところ
「防水ゴムにより固定されているので、前面パネルと同じようにテコの原理で]
と書いてあったので頑張って力ずくで引き出してみました。
気合で引っ張ったら、「バキっ」という音とともに取り出せましたが、なんと…microSDカードが刺さってて、それが引っかかってました。
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microSDカードは無残な姿に…
カードは抜いてから分解しましょう(笑)
さて、気を取り直してレンズユニットを確認してみましたが、レンズユニットは交換を前提としておらずしっかりと固定されており、簡単にレンズ交換できそうにありません。
しょうがないのでとりあえず少しでも焦点位置を合わせるためにレンズ前のカバーガラスを撤去して魚眼アダプターとATOMCam2のレンズの距離を近づけることにしました。
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最終的にはまた適当グルーガン固定でレンズを配置しました(汗)
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こんな感じでドームの中に配置。
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屋根への設置はこんな感じ。
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まだ完全じゃないけどだいぶ星像はよくなりましたね。もう少し近づけたら改善しそうな気がするので、また次の機会に。
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冬のダイヤモンドが高く昇っています。
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