車のこと ⑤
こんばんは。
「車のこと」と題しまして、
今までの車遍歴なんかを語ろうかというこの記事。
愛車遍歴でいうと②が最後。
③以降は、車好きな私、特にちょい古の車に憧れを持つ自分が、もし結婚していなかったら本当に買っていただろうという目線で、欲しかった、今欲しい車を書こうかなと思います。
VOLVO 850 ステーションワゴン
イラストは最終のV70ですが、こういうステーションワゴンブームの火付け役ではなかろうかという車が850です。
記事を書いていて、今更思ったのですが、
私の欲しい車って、小学生や中学生の頃に受けた衝撃が元になっているかも。
今回の850も、そんな思い出があります。
どんな車?
こんな車です。1990年台初頭から後半にかけて発売されました。意外と短命。
ステーションワゴンといえば、日本車だとレガシィやレヴォーグ、カローラツーリングなど。
セダンの荷室部分をワゴン型にしたといえばわかりやすいでしょうか。
この中でも、私は850に惚れてしまったのです。
どんなところに?
①音
この車のエンジンは5気筒エンジン。
5気筒って今では珍しいのです。多分、現在新車で買える5気筒はアウディのRSモデルだけかも。
何が凄いのか技術的な事はさっぱりわかりませんが、わかりやすいところを言えばその音。
5気筒エンジンの音は、なんだか落ち着きがあり、それでいて大胆なのです。
この音に初めて魅了されたのは小学生の頃。通学途中の道を走るV70の音でした。
毎朝少し離れた道を走るV70。住んでいたのは田舎でしたからよく聞こえるんです。
静かな田園風景を走り抜ける銀のV70から発せられる、
低く唸るような、落ち着きながらも心と体を震わせるその重低音に、
幼ながらも魅了されたのです。
・・・え、V70?
じゃあV70でいいじゃん。。
ところがどっこい。
2つ目の理由があるのです。
②内装のデザイン
おしゃれなんですよね。
V70と比べると少しおしゃれな気がするこの内装。
また、変にデジタルではなくしっかりアナログなところがグッときます。
そんなところが男らしくも、色味やディテールに温かみがあるデザイン。
今見てもかっこいいなぁと。
あと外装も好みです。
V70ではもちろん初代が好きなのですが、
その初代と比べても、より角張ったデザイン。
実は、V70は850の後継としてデビューしているのですが、
時代もあって丸みが少し出ているんですね。
完全な好みの問題ですが、
カクカクしている方が好きということで、私は850が好きなのです。
なんで買わなかったか
巡り合わせがなかったのです。
カー◯ンサーでは保存していたんですけど、
問い合わせしようという気になった個体はなかったのです。
やっぱり経年でボディ全体のくすみもありましたし、
黒の樹脂パーツが多用されているので、そういう部分の状態も気になりました。
また、外装色と内装色の好みもありました。
緑か赤が良かったのですが、内装は絶対写真のベージュが良かった。
残念ながらその組み合わせに出会わなかったのです。
実際には1台見つけた事が有るのですが、
その時にはこんのすけを所有していたので、買う事は考えられませんでした。
今でも、その時に見つけた個体のことを思い出せます。
それ程、欲しいと思っていたのです。
専門店だったし、今考えてもあの個体は良かったなぁ。
ステーションワゴンという選択肢
昔であればレガシィとか、ステージアとか名車がいっぱいありましたよね。
外車は割とこのワゴンタイプがずっとラインナップにありますが、
日本車だと最近では徐々にラインナップからなくなりつつあります。
単に、日本では需要がないのでしょうか。
個人的にはもっと盛り上がって欲しいなーという分野の車ではありますが、
他のセグメントとバッティングするんでしょうね。
中途半端な存在になってしまったのですか。。。残念。
でも、とても実用的だと思うんです。
ヨッコラセと登るように乗る必要もなければ、狭苦しく過ごすこともない。
全員快適に過ごせて荷物も載せることが出来る。
フォーマルな場面でも問題なし。スーツでサラッとキメれる。
全然いいですよね?
最強説を唱える人もいるぐらいですから、
ぜひこのSWブームの火付け役となった車、
ご興味ある方がいれば、是非おすすめいたします。
END
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