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よい"オトナ"との出会い方【ジャストアイディア】
[これは何?]
株式会社キャスターの執行役員ワタリとbosyuのプロダクトマネージャーのkoyoでお送りしているpodcast「ジャストアイディア」の「よいオトナとの出会い方」の回のダイジェスト。書き起こし時に加筆修正しているため、podcastとはかなり違うのはご愛嬌。
podcastはこちら!
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オトナってどんなひと?
koyo: 若いスタートアップの人たちから相談を受けることがたまにあって、その会社に「オトナ」がいればもっとすぐに解決したのになーって思うことが多いんだよね。定石だったり、一般的な勝ち筋がある問題に悩んでたりして。
ワタリ:あるあるだよね。とはいえ、知恵を借りるって観点だけだと本を読んだりすればよいし、わざわざオトナである必要はないよね。
koyo:そうだねえ。
ワタリ:間違いを正してくれる存在だったり、そんな人がいいよね。例えばだけど、組織を崩壊させた経験がある人とか、いいよね。
koyo:わかる。色んな会社がさ、同じ理由で組織を崩壊させてるわけじゃん。そこを前もって教えてくれる人というか、間違いを正してくれる人がいるといいよね。
オトナを受け入れる心構え
koyo:オトナを受け入れるのって、受け入れる側の心構えも大事だよね。
ワタリ:たしかにね。われらが昔勤めていた会社は、自分がやめるタイミングくらいからオトナを増やし始めたんだよね。これはとても良いジャッジだったなと思ってて。
koyo:だねえ。外から見ていても、良い影響が大きそうだったし。ちょっと話はズレるけど、良いオトナと悪いオトナっていると思ってて、違いはなんだと思う?
ワタリ:「若い子の意思決定には口を出さない」ってのが結構大事だなと思ってるかな。失敗談の提供にとどめるというか。
koyo:たしかにねえ。ただ、自分が相談を受ける側に回ると、これは結構難しいよね。絶対にダメだなって思う意思決定をしそうなときとかって、全力で止めたくなっちゃうし。
ワタリ:自分はスタートアップの支援を今は生業にしてるんだけど、スタートアップは正直Market is Kingな部分はあるじゃん。
koyo:だねえ。市場選択間違えてたらどうしようもないし。
ワタリ:支援している会社は勿論色んな種類があって、自分的には難しい市場を選択しているなと思う会社もたまにあるんだよね。
koyo:その時はどうしてるの?
ワタリ:難しいなと思うときは、素直に伝えるようにしていて。それが誠意かなと思うし。他方で、経営者の思いみたいなものはあるじゃん。そこは大切にしたいなと思って尊重してる。
koyo:なるほどなあ。それこそbosyuなんかは、市場としては難しいことは最初からわかってたし、それでも課題解決のためにやるべきだと思っていたしね。この辺りは、ただのロジックの問題じゃないから難しいよね。
良いオトナってどこにいるの?
koyo:良くも悪くも相談を受けるんだけど、この時間がちょっとでも良いものになれば良いなと思って話したりはしてるかなあ。
ワタリ:それって結構大事だよね。この30分なり1時間なりで、得たものがあってほしいなと思う気持ちって、わりと全てかも。
koyo:そんなオトナってどうやって出会うんだろ?
ワタリ:今はyentaだったりTwitterだったり、手段は色々増えているよね。
koyo:とはいえ、いいオトナかどうか、判断つかなくない?
ワタリ:わかる。今まで出会った良いオトナってどうやって出会ってた?
koyo:今頭に浮かんだひとは、元同僚というか、その会社に支援に来てくれてた人だったかな。雑談しているうちに仲良くなって、みたいな。
ワタリ:結局、意外と近くにいるよね。これまでの仕事の中で出会ってるというか。
koyo:だねえ。
ワタリ:いいオトナの周りにはいい人が集まってるってのは結構感じるかも。
koyo:これはかなり真実に近いと思う。いい人の周りにはいい人のコミュニティが自然とできてるよね。
ワタリ:そこに自然と入れると一番いいよね。これってどうやったらいいんだろ?
koyo:なんかさ、意外と人って自分たちのことを見てくれてるよね。としたときに、サボらないことってのが地味に重要というか。
ワタリ:わかる。思った以上に誰かが見てくれてるよね。
koyo:そうそう。だけど、自分が思ったよりも長いスパンで相手はそれに気づいてくれるというか。
ワタリ:そうだね。としたときに、何かのドキュメントが残ってることって大事だよね。それがあると、見つけてくれるきっかけにもなるし。
まとめ
良いオトナに出会えると、チームとしても個人としても引き上げてくれるというのは間違くて、とはいえそんなオトナと出会うのは運の要素も大きいと思っています。
とはいえその運を引き寄せるのは、普段の行動だったり、その行動の結果が見えるようになっていたり、そんな部分なのかもしれません。
人脈づくりみたいなことよりも、目の前のことをきちんと頑張っていくこと、そしてそれを自分の頭の中で噛み砕いて整理して、第三者に対しても見える形にしておくこと、というのが、最初の一歩なのだと思います。
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P.S. 良いオトナかというとかなり怪しいのですが、何かを雑に話してもらったときに、ごくまれにでもその日の役に立つことくらいは話せたら良いなーと思っています。よろしくフォローなりDMなりしてみてください!
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