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新機能リリース前のおさわり会をユーザーさんと一緒にやり始めた話

こんにちは。bosyuのプロダクトマネージャーです。

bosyuチームでは、新機能のリリース前の確認の場として「おさわり会」を定期的に実施しています。おさわり会でやる内容は大きく下記の三点です。

・新しい機能を触ってみてクリティカルなバグを洗い出す
・クリティカルではないが、使い勝手の悪い箇所などを洗い出す
・出てきた問題/課題に優先順位をつけ、いつまでに対応するかを決める

このおさわり会は、もともとはbosyuチーム内だけで行っていたのですが、先日オープンしたbosyu cafeのメンバーにも参加してもらうといろいろ捗るのではと思い、ユーザーさんと一緒におさわり会をやり始めました。

なぜユーザーさんと一緒にやろうと思ったの?

9割くらいノリです。

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ほぼ思いつきで、やってみることにしました。どうみても「おひねり」って言葉が出てるんですが、そこは忘れてください。

裏側の気持ちとしては一応こんな感じでした。

・せっかくだし一緒にやった方が楽しいじゃん!
・どのみち数日後にリリースされるし、情報隠す意味も特にないなー
・せっかくコミュニティできたし、特典としてもちょうど良いかも?

どんなふうに進めてる?

前提

・おさわり会はオンラインで行われる
・おさわり会は本番リリース前の機能なため、開発環境を利用
・どのみち数日後にリリースされるので、NDAなどは結ばない

事前準備

bosyuの開発環境はGCPのIAPで隔離していることもあり、ここを覗ける状態にする必要があります。具体的にはGoogleログイン可能なメールアドレスを聞いて、Googleグループに設定するだけなんですが。

あとは当日発見した課題をあげてもらうためのTrelloへの招待くらいが事前準備です。

当日のやること

おさわり会の流れを簡単に説明した後は、今回確認したい機能を自由に触ってもらいます。

その上で気になった挙動があれば、Trelloに自由にカードを作ってもらいます。カードの分類は別途行うので、課題の粒度などは気にせず、カードを作ってもらいやすい状況を心がけています。

また、機能を触っている中で気になったことなどはすぐに聞けるように、オンラインでわいわい話しながらおさわりをします。

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やってみた感想と課題

良かったこと

ユーザーさん目線での課題感などをリリース前に知ることができ、その部分は単純にプロダクト開発にプラスです。

また、今回テストしたい内容以外のものについての意見も聞くことができ、ラフなユーザビリティテストの場としても機能するなと思いました。

運営面での課題

開発環境へのアクセスを制限していることもあり、ここへのアクセスを許可するための諸々のやりとりが大変だなというのが感想です。今回参加いただいたのは10名弱だったので小一時間で済んだものの、これがもし50人100人ともなると、なかなかのひと仕事だなあという気持ちです。

また、ユーザーさんにとっても慣れないことであり、課題点などをカードに記載いただくハードルはなかなか高いのかなと感じました。自由に書いて良いといわれても、なかなか難しいですよね。

この辺りは可能な限り発言をしやすい雰囲気作りなどが重要になってくると思うので、わいわいしながらやるものだよ〜〜という空気感を作っていければと思っています。

おわりに

ユーザーさんと一緒にプロダクトを作っていくというのはなかなかよい体験なので、今後ともやっていきたいなと思っています。

とはいえ全員にフルオープンというわけにもいかないので、bosyuのSlackコミュニティであるbosyu cafeメンバー限定でしばらくは続けていこうと考えています。

bosyu cafeに興味を持たれた方や、bosyuに物申したいという方、プロダクト作りに興味がある方などは気軽にSlackに参加してくださいね!


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