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深山のキウイとの出会い①

香川県善通寺市の『深山のキウイ』でパートタイマーとして働いているカタヤマです。
キウイ畑の記録を残していきます。

まずはじめに少し自分のこと

私が最初に『深山のキウイ』にお世話になり始めたのは約8年前。
始めた頃は、週3日の午前中だけ、土日祝と学校が長期おやすみの期間はおやすみ、という超お気楽な働き方から始まりました。

その頃私の子どもたちは小学校3年生と小学校1年生。

2人目出産を機に、10年正社員として勤めた会社を辞め、2人目が幼稚園に入ったタイミングで働き始めたNPO法人も辞めて、ぼんやりしていたころでした。

うちの子たちは、体調を崩しやすくて、崩したらなかなか治らない。

毎回「すみません」と頭を下げて、仕事を休むのが辛かった。
会社の人の冷ややかな目。
なくなっていく有給休暇。
残っていく仕事。

子どもって、まともに働けない人間って、社会にとってそんなに迷惑な存在なのか、と思ってしまう状況に

なんでやねん、と。

関西人でもないのに、そう言っちゃいたくなるくらいの理不尽さを感じていました。

妊娠→出産→子育ての期間は、そんなことなら早くそれを言って欲しかった、と思うことがたくさんたくさんありました。
※言ってくれてたんだろうけど、他人事だと思ってたんですよね。

なので、がっつり働くなんて無理、なんなら嫌だ、こんな社会大嫌い、でも子育てするにはお金がいるんだよねー、と思っていたところに、クライミングジムにこんなチラシが貼ってあった、と友だちが教えてくれました。

そのチラシにはこんなことが書かれてあったと記憶しています。

『僕たちと一緒に世界一小さいキウイをつくりませんか?
※週3日、数時間からOK。
※友だちとの応募歓迎。』

そしてキウイとキウイ畑の写真。

ゆるそうでいいな。
ていうか、この辺でキウイなんて作れるんだ。
というのが最初の感想です。

チラシが貼ってあったのがクライミングジムっていうのもなんかよかった。
なんか新しいことをやってる感じもよかった。

それでも一歩を踏み出すのを躊躇っていた私(と同じような状況の友だち)を見かねて、その時隣にいた友人が電話をかけてしまったのです。

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