深山のキウイとの出会い④
香川県善通寺市の『深山のキウイ』でパートタイマーとして働いているカタヤマです。
キウイ畑の記録を残していきます。
働く、ということを考えた②
深山のキウイで働き始めてしばらくして思ったのが、ここには『圧』が少ないな、ということです。
今まで経験したバイトも含めての仕事には、多かれ少なかれ『圧』がありました。
なんだろう、『こうでなければならない』と感じさせる空気。
その場所にあるポジションはこれですよ。
ここの空気はこんな感じですよ。
そこに合わせてくださいね、と。
当たり前のことだとは思いますが、そこに求められているカタチになって仕事に行かなくてはならない。
朝起きて、素の自分からそのカタチになるのがしんどいなと思うことも多かった。
のっぺらぼうになった上に、その場所用に顔を書いてたって感じかな。
深山のキウイでは、その圧がなくて、「これで合ってる?これでいいの??」と思うことが多かったです。
書く顔が見つからないので、素の自分でいるしかない、というか。
一緒に働くパートさんも自分の友だちだったこともあって、自分のまま働くという、自分にとって新しい体験をすることになりました。
ゆるゆるとした時間で自分が自分のカタチで働く、というのが、私にとっての養生時間になったのかも知れません。
それはその時の私には必要な時間だったと思います。
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