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深山のキウイとの出会い②

香川県善通寺市の『深山のキウイ』でパートタイマーとして働いているカタヤマです。
キウイ畑の記録を残していきます。

キウイ畑で働く

とんとんと話は進み、私は深井さん山田さんのもとで働くことになりました。

出荷作業からだったので、収穫が終わって出荷作業の季節。。
11月からかな?(作業から時期を思い出すっていう。笑)

最初の1年はとにかく訳も分からず、過ぎていきました。

出荷→剪定→チッパー→おやすみ→摘蕾→受粉→摘果→袋がけ→おやすみ→袋外し→収穫→選果
これで1年。
時期によって作業がどんどん変わっていきます。

おやつと飲み物付きの休憩がしっかりあって、選果と出荷以外はキウイ畑。
雨の日はおやすみ。

今までずっとパソコンの前で日次、月次、年次処理を繰り返してきた私にとってはとても新鮮で楽しいものに感じました。

休憩の時の深井さん山田さんの話も興味深いものでした。

大阪からキウイを作るために、移住してきた。
高校時代の同級生。
2人ともサラリーマンだったけど、農家になった。
棚栽培の葡萄を作ろうと模索していた時に移住フェアで香川県のキウイを知り、飛び込んできた。などなど。

穏やかに楽しく話すふたりの空気が軽くて、仕事に行くのが楽しみになっていました。

初めての作業はわからないこともたくさんあったのですが、深井さんも山田さんもとても丁寧にいろんなことを教えてくれました。

私の質問に対して的確に答えてくれるだけでなく、プラスアルファの情報もくれます。

わからないことを聞く時って、やっぱり少し緊張します。
変な質問じゃないかな?とか、
前にも教えてもらったりしてないかな?とか、
作業の手を止めさせて申し訳ないな、とか。

でも2人はいつもフラットに応じてくれて、しっかり応えてくれる。

その姿勢が本当にすごいな、と。

果樹は一本の木と長く付き合っていきます。
その中で、天候や病気や生育具合など、思い通りにならないこともたくさん出てきます。
植えて実をつけるまで時間もかかる。

だから、気が長いのか、もともとそういう性質なのか。
なににせよ、2人が作るその空間は、とても居心地のいいものでした。

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