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AKIBA活動報告2024/09 スギ薬局様にxR Castが、ほか

こんばんわ。kiwami 三鴨です。

月末にバタバタしていたというか9月って30日までだったんですね(汗)、というわけで月内更新を自らに課していましたが。1日オーバしてしまいました。反省。
と。ようやく、多少涼しくなってきました。今年もあと3ヶ月。スタートアップらしい刺激ある毎日を過ごしています。プレスリリースなどの反響もあり、色々なところからお問い合わせも増えております。
では。今月も振り返ってまいりましょう。

■スギ薬局様にxR Castでの対応が開始しました。

こちら。まだ一部の店舗からですが。スギ薬局さまで弊社のxR Castが稼働しました。接客もかなり好評です。さすが、スギ様の知名度もありニュースの転載も進んでおります。いまのところ名古屋地区中心での提供になりますが、お近くのお店で見かけましたら。ぜひ!お使いください。

■最近会社で流行・・・らせているもの

何をしたらデジタルのクリエイティブに「カワイイ」みたいな概念を得ることができるのか・・・会社のメンバーに聞かれて。んー・・スマホのゲームかなぁウマ娘でもやってみれば?と言った端からふと頭に浮かんだのが。15年近く前に話題になった「ラブプラス」でした(笑)。
というわけで。ポケットマネーで何本か買って、会社で流行らせてみています。いまとなってはDSの本体が無いとか本体見つかったけど電源がないとか、いろいろハードルが高いのですが、これ・・すごいソフトですね。15年以上前に4MBのRAMのマシンでこれを動かそうとしたのは、いまとなっては狂気とも言えます。逆にいうと、いまの生成AIや音声合成の技術を活用してこのレベルのものを作ったら。もう二度と戻ってこなくなる人が続出するのは確実な気が・・・
なんか。あれですかね。少子高齢化が加速するからこの手のソフトの製作に政府から圧力でもかかっているのかなぁ。

■ビルは言った「ロボットが野球をするのを見たがる人はいない」

先月からAIと人の共同作業については、常々思考していたところ。冒頭はMicrosoftのビル・ゲイツが番組中でAIがやるべき仕事と、人がやるべき仕事の分岐点について語った際の一言ですが。ほう、なるほど上手いこと言うなぁ・・と、思ったこと暫し。いや?見たいな(ひねくれ者、、笑)。他の人はどう思うか知らないけど。個人的にはロボットがガチ野球するところは”見てみたい”。
実際。海外で自動運転車のロボットレースが話題になった事もありましたが。勝負は機材じゃなくて人間の能力によって勝敗がつくべきという海外(特にヨーロッパ)のスポーツに対する原理主義もあって、機材スポーツは結構難しい局面に立つ事が多いですね。
実際、現実世界の物理っていうのは実に複雑で自転車レースの世界三大ツールですら、客乱入とか犬乱入とか、トップを独走中の選手が野◯ソするとか想像できない事が起きる。
冒頭の野球についても、大なり小なりの予測不能な事象にロボットが右往左往するのは見ていて結構面白そうだぞ?と思った次第。見たくないのは,AIが仮想現実上でプレイする野球であって、それは野球に限らず、将棋でもカーレースでも見たくないです。
そういえば。僕の好きな映画で「リアル・スティール」という映画があるんですが。未来でロボット同士に殴り合いさせる競技が流行っていて、子供がゴミ捨て場から拾ってきたロボットが、なんだか魔改造の末に世界チャンピオンに挑戦という・・まぁ未来版「ロッキー」ですね。
AIと人間の共同作業という話題にふれたとき、ふと、この映画を思い出したのは。ゴミ捨て場で拾われたATOMというロボット(手塚治虫にインスパイアされたか?)は元ボクサーの主人公(ヒュー・ジャックマン)の動きを正確にコピーすることで最新型のロボットを次々とボコボコにしていくというのが、非常に、、のどごしが良いストーリー展開になっていまして。
冒頭のゲイツの言葉を借りるなら「ロボットが殴り合いをしているところなんて見たがる人はいないよね?」となってしまいますが。実際、殴り合いなら映画にもなってるし、面白そうだよね?とは思いました。

■仕事に愛される人

やや、スピリチュアルな話になるのかもしれません。ここで話す「仕事」というのは、広義で「社会が自分に求めている役割」とか捉えていただけると幸いです。かくいう僕は大変ありがたいことに・・
”仕事に愛されている人間です”
完全に僕の主観ですが「僕は仕事に愛されている」と実感しています。それは。自分の能力が高いとか感性がイケてるいうことではなく。運の要素も非常に大きいと思いますので。天に愛されていると同義かもしれません。

少年期に電子工作&コンピュータオタクとしてアキバに通い。1980年代のマイコンブームでプログラムを書いては雑誌に投稿(インターネット以前)し、家庭用のホビーコンピュータが何の役に立つのか?嘲笑されていた時代から。社会に出る頃にはコンピュータが大産業になっていて、入社直後からコードがかける奴なんぞ1人もいなかった時代に天才新人呼ばわりされ、東芝のパーソナルコンピュータの重要なプロジェクトに関わるようになり。世界初のノートPCである初代Dynabookの開発、EMM386、DOS/V、MicrosoftWindowsの初期バージョンも国内では最も早いタイミングで触れる機会を得て。
その後、東芝でスマートフォンの始祖とも言えるインターネット接続携帯電話(正確にはPHS)に向けた初期のネットコンテンツとして、鉄道の乗換案内の開発に携わりi-modeバブルを経験、ADSL時代に常時ネット接続状態を前提にしたアプリを開発し、アメリカで入手してきた初代のiPhoneに衝撃を受け、APPStoreロンチ時にアプリをリリース、日本でiPhone発売時のTVCMに出してもらったり。ソーシャルゲームブームの頃にゲームアプリ開発に携わっていたり。
とまぁ。パラダイムシフトが起きるその瞬間で、自由に事業や開発に携われる立場で、現場に居合わせる事が多く、これは書き出すと枚挙にいとまがない。生まれた時と運の要素が大きいと思いつつ。純粋に仕事に愛されていたんだなと思っています。

最近、思ったのは。自分の立たされたポジションで、クソみたいな上司にとやかく言われようが。信念をもって孤軍奮闘でもアウトプットする。使う人、エンドユーザやクライアントのために、諦めないで取り組んで来たからこそ。今まで仕事に愛されているのだと。
いま、50代も半ばを過ぎ確信に思えるのが。これまでの仕事の中で、もし自分が己の役割や責任を無責任に放棄していたら、間違いなく仕事に愛されることは無かったと思う。自分を信頼して仕事を依頼してくれた人、お客様やエンドユーザ、自分が求められた立場に立たせてもらっていること、そんな天からもらった状況から無責任に逃亡することは・・・
”自分で自分を裏切ること”
に、他ならず。一度でもそんなことを許したら。生涯、仕事から愛されることは無く。一生、日銭を稼ぐためだけに苦しむことになります。最近、退職代行みたいなものを使う人も多いと聞きますが。確かに使わざるを得ない状況もあるでしょう。ですが、いま一度、己の中でちゃんと一本の筋が通っているか。仁義は果たせているのか。エンドユーザ、クライアント、寝食をともにした仲間、自分の事を愛してくれていた人たちを苦しめる事にならないのか。ちゃんと考えたほうが良い。自分で自分を裏切ったら最後、生涯仕事から愛されず、一生苦しむ道を選ぶことになるのですから。

■閑話休題
とまぁ。今月はネタ的な話が多かったですが。ようやく暑さも収まってきて。いよいよ本格的な、秋・冬です。来年卒の新卒の方も、もう内定が決まって今日あたり内定式なんていう会社も多いんですかね。
我が社にもインターンで来ていただいている方もいらっしゃるので、なにか内定式的なのができたらよいのだけれど。
と。今月、ラブプラスのネタも書いてみました。リリース当初に一通り遊んだはずですが。改めて遊んでみると、新しい発見があったり・・買い切りで6千円くらいで、ここまで遊べた昔のコンテンツって、、いま見ても優秀極まりないですね。ローポリでガタガタのカノジョですが、そこがまた逆にカワイイというか、想像を掻き立てられるので・・ローポリ萌えってのは、侮れんなと。ぼくらもトライしてみようかなと。
あと。最近ホログラム系のプロダクトもあんまり表に出していなかったんですが、面接に来た人の評判もめっちゃいいので。こちらも真面目にプロダクト開発しないとなとは思っています。ウォッチ向けアプリの開発もそろそろ佳境に入りつつあるので、あまり表に出てない開発がいろいろと進行中ではあります。
9月に引き続いて10月もがんばっていきます!!
と。kiwami ではオールレンジでメンバーを募集中。われこそは!という方、ぜひともエントリーしてみてください。

では。気温が安定せず、体調を崩しがちな毎日。我が社でもコロナやら胃腸炎やらでお休みする方も増えてまいりました。皆様も体に気をつけてください。また、来月・・もとい今月末に更新したいと思います。

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