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iPhoneクラッシュの顛末記(その2)

(その1からの続き)
中古でスマホをゲットして、SIMを入れ替えればOK!の、はずであったが。。。

堂々巡りに陥ってしまった。

iPhoneがクラッシュした次の日、まずはミナミのソフマップに行くことにした。中古のiPhone SEの第二世代の機種がお目当てであった。2万円越えの出費は予定外の痛手であったが、背に腹はかえられぬということで。
ちなみに、クラッシュしたiPhone12 miniについては、追々対処することにした。お金もさることながら、日数がかかりそうなので。

ソフマップのある、ビックカメラなんば店のWiFiに繋ぎながら中古の新機種(ややこしい)の設定を済まそうと思った。
ただ、壊れたiPhoneはうんともすんとも言わない。そこで、iCloudにバックアップしている設定を活かそうとApple IDでログインを試みた。
すると、本人確認ということで電話番号宛にショートメッセージを送るとのこと。なるほどと思ったのも束の間、povoの設定が終わっていないので、電話番号が有効でなく、メッセージを受信出来ないことが分かった。よって、まずはpovoを復活させねばならない。

先の投稿でも触れたが、povoなどの新プランは月々の費用が安くあがる代わりに、サポートが無い。よって、povoのチャットで担当者とやり取りすることになるのだが、安さもあってか、何とも頼りないと言うか。(^◇^;)
そんな中、何とか本人確認まで漕ぎ着けた。そこでpovoが言うには、登録のメールアドレス宛に再設定のURLを送るので、それをクリックすれば大丈夫ですとのこと。

ふぅ、やれやれと思ったのも束の間、新たな問題が発生する。
Gメールを開こうとGoogleにログインしようとしたら、パスワードが違いますと言われてしまった。そんなはずは、と思いつつも、何度かトライしてもかなわず。
そう、これまで顔認証に依存しまくっていたのでパスワードを入力してログインなんて、ここ数年行なってこなかったのである。
povoにその旨を告げると、URLから行なっていただかないと困るんですよねぇと、つれない返事。
(本人確認出来ているなら、それで良いのでは?)かくして、扉は閉ざされてしまったのである。

パスワードの類は、iPhoneのメモアプリに書いている。が、それを開けようとすると、AppleIDによる認証が必要で、本人確認のためには電話番号か登録のメールアドレスがいるとのこと。とまあ、結局はGメールを開かないとどうにもならないということか。

こんなことをやっていると、何とも疲れてしまった。それと同時に、恐怖に似た感情が芽生えていた。便利さと裏腹に、依存しまくりの危険性。
これはもう、Googleのアカウントごと捨て去って、真っ新の状態からやり直さないといけないのか。うわぁ、やってしまったな、と。

自宅にネット環境が無いので、近所のネットカフェに閉じこもって悪戦苦闘していたが、これはもう詰んでしまったな、と。モニターの置かれたデスクに突っ伏して、しばらくは居た。
そして、徐ろに身体を起こして、今度は天を仰いでいた。こういう時って、人はよく分からない動きをするのかもしれない。

それにしても、電話番号も変えないとイカンのやろうなあ、と良くないことばかり頭をよぎる。
迷い込んだ袋小路。外は雨まで降っていやがる。何の関係もない天候にまで恨みのひとつも言いたくなるほどに、呆然としてしまっていたのである。

その3に続く。

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