「100日間のシンプルライフ」なる、“あの”作品のパクリのような作品を鑑賞したら、なかなかどうして。(笑)
2014年の10月にミニマリスト生活に突入して以来、参考文献(動画含む)にも結構手を出した。以前にも、そのことは投稿している。
そんな中、ある一本の映画を、複数回観ている。
「365日のシンプルライフ」という作品である。ミニマリストになったばかりの頃でもあり、一際印象に残っている。
こちらの作品に限らず、ミニマリスト関連本には1つのパターンがある。
ミニマリストになる以前は、例外なくマキシマリストであるというのがそれである。(ワタシも然り)消費社会に違和感というか疲労を覚えた人が一念発起し、モノや世間との関わり方を改めて行き、同時に自分自身と向き合っていくことで、本当に大切なものとは何か?に気付く、、、
とまあ、大体がこのパターンである。
(特段、馬鹿にしている訳ではない。(^◇^;))
まあ、こういう流れの方が“作品”にはなりやすいのだろうし。
先述の「365日のシンプルライフ」もまた然りであったが、フィンランドからの作品というのもあったのか、何となく小洒落ている感じがあり、劇中の音楽も何だかカッコよくてサントラ盤をダウンロードしようかと、本気で思ったものである。そう、ワタシ好みの作品であったのだ。
そして、少し前に知ったのが、主題にある「100日間のシンプルライフ」である。緊急事態宣言下で、映画館もわざわざ大阪市内に赴かないといけなかったので、そうこうしているうちに、上映期間が終わってしまっていたのだが、Amazonプライムでレンタルされているのを見つけ、その存在を思い出した次第である。プライム会員で無料で観られたならありがたかったが、そこは致し方ないかと。というわけで400円なりを支払い、レンタルすることにした。
公式noteもあったとは?
見始めると、やはりというか。(^◇^;)
(そもそももう、タイトルが、、、)
持ち物全部を倉庫に入れて、一日ひとつだけ取り出せるという“ルール”まで酷似している。
(巷には、オマージュという便利な言葉もあるが。)
ただ異なるのは、「100日間〜」の方には、エンターテイメント的要素が強いというか。
仕事や恋愛や友情、あとは仕事とか競争の要素などももりこまれており、あとチャレンジ日数も1/3程度に圧縮はされているので、“ミニマリスト的要素”は控え目ではあった。(そこを期待すると違うかも。)
まあ、詰め込み過ぎ感もなくは無いが、「365日〜」とちゃんと“違う”作品として、これはこれでアリかと思った。
あと、先述した通り、“ミニマリストもの”の一定のパターンにハマってはいたが、「365日」の方は、物が幸せをもたらす訳ではないという点が強調されていたが、「100日」の方は、よく考えて行動することを説いていたと思う。エンディングがまさにそんな感じで、あえて?尻切れトンボ風にしていたような。
ただ、これには一理あるかと思った。
肝心なのは「ものを減らしたその後」なのである。ミニマリスト関連本(動画も)も、あまり「その後」については語られることがない気がしている。
そう。ものを減らした後も、よく考えて行動することがマストであり、あるいはものを減らした後は、よく考えて行動できるようになることに意義があるのだ。ワタシ的にはエンディングからそのように感じ入った。
いや。実は、なかなかどうして、な作品であるのだ。
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