見出し画像

「またかよ、、、」とは思うが、それでも前を向くのみ。

9/12(日)までの緊急事態宣言が、やはりと言うか、期限延長とのこと。もう、何がなんだか。

何の効果も見られない、何が緊急事態なのかもよく分からない宣言を延長したところで、という気がするが。
とは言え、今のこの状況で解除しますという選択肢も無いということか。ご当地・大阪なんて、今や東京と競い合うほどに、感染者数が多い現状であるし。

他方、槍玉に挙げられる飲食店の方々には、もうかける言葉すら見つからない。
要請を受けて営業を自粛するお店のそばで、要請なんてどこ吹く風と言わんばかりに営業するお店がある。正直者が馬鹿を見る構図である。
とは言え、要請に応じない店にしても、補助金の支払いが遅延していたりと、踏み切らざるを得ないというのが本音であるか。お互いがお互いの旗を振る。これはもう、戦争のようでもある。

かくいうワタシも、友人知人と会食しなくなって久しい。加えて家族との外食も、同じく自粛している状態で、仕事帰りの外食も、もっぱら「孤独のグルメ」である。

そんな中、ふと「孤独のグルメ」の原作者である久住昌之氏の記事を思い出した。

「飲食店、がんばれ」というメッセージとともに、もともと孤食を“楽しむ”でもなく、そうするより仕方がないというか。
そもそも深く考えず、空腹ゆえに一人で店に入り、食事をする主人公の佇まいに、もっとフラットに、今のこんな状況であっても、空腹ゆえにメシを食うくらいの軽さで良いのではないか?と、肩の力を抜いて食に向き合えば良いと思わせてくれる五郎さんのありようが、改めて魅力的であるなと思う。

「俺の食に密はない。」
そう、今はもう、それで良しとしようや、と。

画像1

そしていつの日か、「普通」に飲み食いできるようになったなら、それはそれ、改めて楽しめるようにすれば良いのであって。
我々に出来ることを、(まあ、嫌気がさすのも分かるのだが)今はちゃんとやるしかないのだから。

そして、何の策もなく、相変わらず「お願い」に終始する為政者には、互いの旗を気持ちよく降ろせる具体策をもって、現状に向き合ってもらいたい。
とりあえずの期限延長ではなく、あるいは無意味な総裁選など後回しに、はたまた烏合の衆でしかない野党連合にも引っ込んで頂いて、国難を乗り切る本気の方策でもって、コロナに向き合ってもらいたいと切に思う。
今回またもや期限延長するに際し、今年ももう九月、こうして一年も終わってしまいそうな雰囲気漂う中で、“ええ加減にせい!”とのツッコミを込めての、本日の投稿である。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?