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佐久間まゆ同人誌「終止符」感想

終止符/お刺身カーニバル(鯖瀬さん、https://x.com/sabase_)
読了。

終止符

小説本のコピー誌、まゆちゃんメインのPドル要素のある、ポストアポカリプスもの。
SFかファンタジーかは人によるかも。
デレステ9thアニバーサリー限定SSRの、[永久に終わりを知らぬ愛]佐久間まゆをモチーフにされているようです。

よい。
非常によい。
自分がPドル好きなことを差し引いても実に「佐久間まゆ」という感じがします。
もちろん、二次創作なので解釈は人によるでしょう。
でも、自分はこの文章に「佐久間まゆ」というアイドルの……というより、彼女個人の感情をとても感じました。
いわゆる解釈通り、ってやつですね。

デレマスにはいろんなアイドルがいるわけですが、特にまゆちゃんはプロデューサーさんの存在や、その関係性が注目される子です。
[永久に終わりを知らぬ愛]の特訓後のイラストは多くの人にクソデカ感情をもたらしました(特訓前もですが)。
自分がSFやポストアポカリプス好きなこともありますが非常に好みのテーマと物語でした。
文章もとても読みやすかったです。
日記形式の場面も、とてもまゆらしいですね。
地球最後の日が来たときまゆとプロデューサーはどうする? という場面の解釈というか、まゆの選択というか。
そのシーンもとてもよかったです。
ラストも含めて、またタイトルを噛みしめています。
どの場面が「終止符」に当たるのか、なんて。
素敵な1冊をありがとうございました。

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