マーブルドラマ |4th『カフェインレス』私はサプライズが好きで自信も取り返す
メイキング動画でも4本目の作品を製作した経緯は話していますが、同性同士の作品を作っていなかった、というところを出発点にしてマーブルドラマ4thはスタートしました。
製作についてもそれまでの3本とは色々違うことがあって、
・キャストが決まっていて脚本を書いてもらった
・当日キャスティングからスタートする
・収録まで1日でやりきる
・サプライズで公開する
というスタイルでした。
全てを1日で撮り切るということは、演出を付けた後一旦持ち帰って練習するという時間が取れません。その場でのやりとりと練習、瞬発力で作品が決まります。マーブルドラマ3rdで自分が下手だったなぁと思っていたので、できるだけ本を読んで、尚且つ自分の良さや面白さが出せたらいいなと思っていました。
今回はキャストが決まっていないので、登場人物2人のどちらの側面からも読んでおく必要があります。できるだけどちらかに偏らないように、どちらになってもいいようにフラットに読もうと思いました。その過程で、この脚本をどう成立させればいいか、と言う部分も考えました。(その結果、最初の読み合わせの店員:のとが生まれました)
3rdで自分の下手くそ加減にげんなりしていましたが、店員の解釈をひらめいた時点で、結構自分らしいというか、これをやったら面白いだろうなというものを出せそうだったのでその時点でなんとなく自信を取り戻してきました。
舞台の時もそうですが、見ている人に面白いと思ってもらう前に、演出さんが面白いとか、その発想はなかったという風に思ってもらいたい!と思って稽古をしています。一緒にやってくれる演出さんにとって、また一緒にやりたいなと思える役者になるにはどうしたらいいかなと思っていて、そのためには、まず演出さんをびっくりさせようとか、面白いと思ってもらおうと思ってやっています。1回でもそんな瞬間があればいいなと思っているので、そんな感じのものを出せてよかったなと安心しました。
別にサプライズでなくてもいいけどそれが好き
今年3本のオーディオドラマをつくると言っていたので、それを覆して4本目を公開するというのはどんな流れですればいいのかなと思っていました。それだったら、サプライズという形で、唐突に公開するのと言うのが何となくいいのかなと思いました。あと単純に私がサプライズが好きというのもあります。なんかそちらの方が嬉しいかも、みたいな勝手な想像です。
年の瀬のお忙しい時期にも関わらず、3作目までとも変わらず聴いたり見たりして下さる方がいてくださってありがたかったな~と思います。
サプライズで喜んでもらえたかどうかはわからないけれど、私はとても楽しかったです。
自分がやりたくて楽しいことをする。マーブルドラマはそれだけしかなくて、自分に対してのストレスが無くて良かったなと思いました。関わって下さった人たちもそうであってくれたらより嬉しいです。
そして、楽しいことしかないと、それ以上のことを考えられる余裕ができるんだということに気が付きました。やりたくないことや楽しいまでに届かないことをやると、まず「自分が楽しむ」というところへ持っていくのが最初になります。だから、途中までやってようやく楽しくなってきたとか、終わってから楽しくできたな、という感じになってしまいます。少なくとも私は。
けれど、最初から楽しかったら。
最初から楽しかったら、それ以外のことを考える余裕があるんだなと思いました。だから、より、聴いている人が楽しんでくれることを考えられるようになるんだなって思いました。ようやくそこに気が付いて、自分がやりたいことで、聴いてくれる人が楽しんでくれるようなことを次はやりたいなと思っています。
2024年にやること
次は、もうちょっとゆるく色んな人とお芝居ができることができたらいいなと思っていますが、それは本当に気が向いたり、時間があったらやろうかなと思っています。
その他に、ちょっとした時に元気を貰えたなとか、癒してもらえたなとか、励ましてもらったな、というものを出せたらいいなと思っています。今年、私がそんなコンテンツに元気を貰ったので、私ができることで仕事の後や休憩中などちょっとだけ見ることができるものがつくれたらと思っています。
基本的にYouTubeでの動画公開にしていこうと思っているので、ぜひチャンネル登録をお願いします!
今年はなんだかんだマーブルドラマで動画を沢山作らせてもらいました。本当に動画作るのは好きだなと思います。PVとか凝ったものはできないけれど、メイキングとか人柄がわかるものが作れたら嬉しいなと思います。
結局最初のPVやドラマ本編、メイキング動画や配信の切り抜きなども含めて、15本動画を作れました。1カ月に1本以上作っていましたね(笑)
来年は舞台公演のメイキングなどは作る機会はないかもしれないですが、私のできることを総合的に使ったことをやろうと思います!
どうぞ来年も引き続き楽しんでみてもらえたら嬉しいです。