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観劇記録|はじめに

今回から、私の個人ブログから、こちらのnoteに感想記事を書き溜めていきたいと思います。なるべく長くならないように、できるだけ、お客様として見た時に、こう伝わっています、というのが分かるように書けたらいいなと思っています。

「演出としてはこういう意図だった。
 けれど、お客様にはどう伝わっているのか?」

という部分が、作り手側としては気になるのではないかと思います。そこを受け手側からフィードバックすることで、次の作品を、公演をより良いものにしていってくれたら嬉しいです。それは、その団体さんのレベルアップにもなりますし、ひいては富山の演劇全体の質を上げることになると思うからです。

また、私の感想が良くなかったから、お客様全体の評判も良くなかった、作品がダメだった、という風に思わないためというのもあります。
きちんと意図があって、それを演出として伝えて、役者が表現していた。
それがあって、意図通りに伝わっていれば演出としてはOKだし、齟齬が生まれていたのであれば次は直せばいい。そのすり合わせが出来るひとつの要素であればなと思います。
だから、私が

「このシーンは嫌な気持ちになった」
「分かりにくかった」

と書いていたとしても、それが演出として、

「嫌な気持ちになって欲しかった」
「分かりにくくしていた」

であれば、演出としては成功だと思うのです。もちろん、私も100%伝えきれるわけではありませんし、私以外のお客様はそう受け取っていないことの方が多いと思います。

第一に、純粋なお客様からの感想を大事にしてください。
「良かった」「面白かった」を信じて大丈夫です。

それでも不安だったら、心配だったら、もっと良くしたいなど思ったら、私の感想を覗きに来てください。そして、自分に都合のよい部分だけを持って帰ってください。「嫌だな」「違うな」「こちらの事情も知らないで」という部分はここに置いていって下さい。

お芝居に関わっていない純粋なお客様よりも、私はちょっとだけお芝居の内側を知っています。そのため、他のお客様よりも見える部分が多いというだけです。その、ちょっと多く見える部分が必要な時は、このnoteの観劇記録を読みに来てください。

サポートいただいた分は全てお芝居をつくる何かになります。 一緒にお芝居をつくってくださったら嬉しいです。