#57 Brendan Allen vs. Chris Curtis II のレビュー
*プレビューはこちら↓
参照:
対戦カード結果
勝者と結果:アレンが接戦を制しリベンジに成功
47 - 48 48 - 47 46 - 49、スプリットになりましたがアレンの手が挙げられました。カーティスは最終ラウンドの攻防でふくらはぎを負傷してしまったようで一人では立てず少々心配です。。。
内容コメント:要所要所でアレンが上回る
結果を見る限り、1、5Rがアレン、2Rはカーティス、3、4Rで割れています。序盤はお互い打撃、アレンが組からバック〜TDまで繋ぐ理想的な展開に見えました。2Rはから手数を増やすカーティス。ガードを固めてプレッシャー。近い距離でパンチ交換になるとカーティスに分がありそうです。打撃の交換にも応じつつ、TDを狙うアレン。鉄壁のTDDを誇るカーティスかに対し、試合中13仕掛け6回寝かせることに成功しています。カーティスもバックは取られるものの極めはさせず、逆にリバーサルで上を取り返すシーンも。終盤はお互いに疲れが見えアレンの方が消耗が激しく見えるも、なんとかTDからトップをとり、カーティスのリバーサルを抑えてポイントを取ったように感じました。打撃だけ、TDトライだけ、ならかなりアレンが厳しかったと思いますが、混ぜて、攻めて、ポイントをもぎ取った。そんな戦いに見えました。見事なリベンジ。
ポイントになったこと:カーティスがもっと攻めていれば結果が変わったのかも。。。
アレン勝利のポイントは間違いなくTDだと思います。取れてなかったら負けていた、もしかしたら前回同様KOされていたかもです。カーティスはガードを固め、パンチで戦ういつものスタイルでしたが、もう少し攻めてを強めていればアレンのTDをもう少し抑えられたのかも。。。また、バックを取られても上を取り返すシーンがみられる一方、寝技には付き合わずすぐに立ち上がる動き。ここでトップから攻めるなどのリスクを取る積極性を見せれば結果が変わったかもです。
次回対戦カード希望:アレンはこれでトップ5入りか?
アレンの次戦は本来戦うはずだったベットーリが妥当かと思います。本興業前はベットーリ#5、アレン#6でしたが週明けには逆転でしょうか?個人的には以前敗北したvsストリックランド戦とか興味あります。
その他
早朝開始だったこともありメインイベント以外見ていませんが、コメインのヘルナンデスvsジャクソンの結果が気になりました。UFCデビュー戦こそダリウシュをKOして注目を浴びるものの、近年は負けが先行しているヘルナンデス。フェザーに落としてもパッとせず今後どうしていくのかちょっと不安です。UFCデビューで実力者を倒してしまったがためにその後も強敵を当てられ徐々に戦績を汚してしまう様。なんだがRIZINの萩原、平本みたいだなぁ〜と感じたりもしました。
次回予告
次回のUFCは、いよいよUFC 300: Pereira vs. Hill。全ての試合が注目です。
プレビューを予定している試合は、Charles Oliveira vs. Arman Tsarukyan。勝者はストレートに王座挑戦となるか?それともマカチェフvsポワリエがあるとして次の挑戦者決定戦なのか?もしかしたらホロウェイvsゲイジーの試合内容と結果によってはその勝者が王座挑戦に優先されるのかも。。。ここに本当に混沌とし実力者揃いのUFCライト級。その中でも上位陣で唯一の20代のツァルキヤン。フェザーでは若きトプリアが新たな時代の新王者となりましたし、ここはツァルキヤンを応援したい一方、元王者オリヴェイラは非常に手強い相手となります。本当に楽しみな一線。しっかり予習をして観戦したいと思います。
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