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プレビュー#11 Gilbert Burns vs. Khamzat Chimaev

ほとんど予習ができていませんが観戦用のメモ程度としてバーンズvsチマエフのプレビューを残したいと思います。

お目々汚しではございますが良ければご覧ください。

~総論~

オッズ差が開いているカードの多いUFC277の中でも最も差が開いている一戦では?ランキングが上でタイトル経験もあるバーンズがアンダードッグです。チマエフフへの期待の高さをうかがわせます。

~スペック比較~

バーンズvsチマエフ
国籍:ブラジル vs スウェーデン
ランキング:#2 vs #11 
年齢:35 vs 27
身長:178 vs 188
リーチ:180 vs 191
スタンス:オーソドックス vs オーソドックス

計量見ましたがサイズが全然違いますね。同じ階級の選手と思えないです。年齢も思っていたよりも開いています。ランキングの差は大きいですがチマエフが勝ちそうな要素がそろっている印象。

~実績比較~

バーンズ vs チマエフ
20-4-0 vs 10-0-0
<勝利>
KO   6 vs 6
SUB 8 vs 4
DEC 6 vs 0
<敗北>
KO   2 vs 0
SUB 0 vs 0
DEC 2 vs 0
<直近戦績>
バーンズ

Win  DEC:Thompson
Loss DEC:Usman
Win DEC: Woodley
チマエフ
Win SUB: Jingliang
Win KO: Meerschaert
Win KO: McKee

柔術世界王者のバーンズですがKO勝ちも結構あるんですね。無敗のチマエフの勝利はすべてフィニッシュで1Rで仕留めているケースが多いです。数字以上にインパクトがある戦績。

~スタイルと戦略~

バーンズ
柔術世界王者なので寝技が強いのは当たり前なんでしょうが、最近はあんまり寝技の展開を見ないような?どちらかというと力強い打撃を振るっていくイメージのほうが強いです。ウスマンに当てた強打が印象的。また蹴りも積極的に使う印象があります。

チマエフ
怖いグラップラーという印象です。ちょっとだけ打撃を振るったら即TDに行きますが、相手をあっさり寝かせてバック⇔マウントからのパウンドで相手をボコボコにしてしまいます。自分は40発くらい殴っているのに相手が出せた打撃が1~2発みたいな試合をするので対戦相手は恐ろしいでしょうね。寝技が強いGM3相手にはタックルに行かずじわじわプレッシャーかけ、右ストレート一発でKOしてしまいました。ミドル級の試合だったのに圧倒的な圧力。

展開予測と勝利戦術:~バーンズが勝つ可能性はあるのか?~

オッズは
 バーンズ  :+375
 チマエフ  :-510
ランキング上位のバーンズが大きくアンダードッグです。もしもチマエフのことがまだ知られてなければこんなオッズにはならないでしょうが圧倒的な戦績とその試合内容が背景にあるように思います。

いつものチマエフなら即タックルから寝かせてパウンド。となるのでしょうが相手は柔術世界王者のバーンズですのでスタンドで戦うんですかね。プレッシャーが強いチマエフですがバーンズもかなり力強い選手ですのでそう易々とスタンドで主導権握れるとは思えません。
気になるのはチマエフのスタミナになるのかなぁ~と思います。相手を圧倒してきたチマエフがラウンド進むとどうなるのか興味があります。
また、チマエフはほとんど殴られること、プレッシャー受けることがなかったかと思いますが、もしもバーンズの打撃が当たるようなことがあるとどうなるのか気になります。
バーンズとしては寝かされても自信があるでしょうから、蹴りを有効に使い、脚・腹を効かせて後半勝負、というのが勝ちに向けてのポイントになるような気がしています。もし、チマエフから一本取るようなことがあればかなり熱い展開になりそうです。
一方でチマエフがまだ底を見せずに、問答無用でグラウンドに持ち込み、打撃でボコボコにして一本取るようなことも想像してしまうほど幻想がありますので楽しみです。

~終わりに~

せっかくのタイトルマッチに注目カードもあるUFC273ですがあまり事前の予習ができず少し残念です。試合自体はしっかり視聴して楽しみたいと思います。
バーンズvsチマエフ、ダブルタイトルマッチがもちろん要注目なのですが無敗のエリートレスラー:マドセン、一人だけ異常な試合数:オレイニクさんも楽しみです。久々にエギゼルチョークが見たいです。

では、続きは試合後のレビューにて…

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