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The Quest 予告編
これはYouTubeに公開した、偽の映画用予告編のラフシナリオです。全編内容はデタラメなので本気にしないでね(´ω`)
■プロローグ
さあ、みんなで冒険に出ましょう!
隠された秘宝はどこにあるのか?みさみさ達と一緒に冒険してみませんか?
そして、冒険の後は素敵なバスタイムでおくつろぎ下さい。※1
※1:これを作成当時はお風呂関係のイベントに参加していたのでそれに絡めた表現です
□■ The Quest (隠された秘宝)
第1章 冒険旅行募集
3人の冒険好きな仲間達、みさみさ、ノンノン、めい。今日もみさみさの家に集まって楽しんでいる。
「ねぇ!ゲームも飽きたし、ここにある雑誌読んでもいい?」
ノンノンが聞いた。みさみさが
「エッチな雑誌は置いてないわよ」
「そんなんじゃないよ!」
ノンノンは声を荒らげた。どうやら図星だったようだ。ノンノンは顔を真っ赤にしながら適当に雑誌に手をかけた。
ふと読んでいた雑誌の片隅に、冒険旅行に無料招待するという広告を見つけた。行先はメキシコらしい。冒険の目的は隠し場所もわからないという幻の秘法を探すこと…。
募集者欄には防衛省と書かれていた。時期は夏休みと重なるし条件も悪くは無い。3人は相談の上これに参加する事に決めた。
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第2章 国家機密
夏休みのある日、3人は横須賀にある海上自衛隊の基地に呼ばれた。どうやらここから潜水艦でメキシコまで渡るという事らしい。募集要項の「防衛省」の3文字が思い出された。どういう事だろうか?
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しかし、ここまで来たら乗り込むしかない。元々冒険好きな3人にとっては好奇心の方が勝った。
長い航路、でも不思議と船酔いはなかった。海中の方が揺れが少ないためだろうか…。食事は3食決まった時間に出されるし、特に困るようなことはなかった。貧乏学生達にとっては逆にありがたかった。
途中ハワイオアフ島の米軍基地に寄った。あの真珠湾攻撃で有名なパールハーバーだ!2日ほどの自由時間を頂いたのでホテルを取ってもらい、ハワイ観光を楽しんだ。それもお小遣い付きだ!久しぶりの太陽と心地よい風と海で終日はしゃぎ回った。でもやはりあの「防衛省」と書かれた募集要項が気になって仕方がなかった。
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宿泊ホテルには自衛隊員も一緒に泊まった。もちろん部屋は別だ。夜中に空腹で目を覚ましたノンノンが部屋の外にいる隊員の会話を耳にした。
「ほんとにこの危険な任務をあの若者達にやらせるつもりなの?」
「だってしょうがないじゃないか※。大臣直々のマル秘作戦なんだから」
「命の保証はあるの?」
「それはやってみん事にはわからないね」
※この部分はえなりかずき風に読んでね(作者)
ノンノンは部屋に急いで戻ると、みさみさとめいにこの事を話した。
「どうする?」
「逃げるしかないっしょ!」
「だよね…」
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3人は急いで荷物をまとめた。帰りの飛行機を予約している余裕はない。まずはここを出よう。
ホテルの廊下を音を立てずに進むと、エレベーターホールには見張りの隊員がいた。これではエレベーターで降りられない。周りを見渡し非常階段を見つけたがここには見張りがいなかった。
「やったな!」
「よし急ごう!」
階段を駆け下りた。途中、目の前に白い煙のようなものが見えた気がした。いや!確かに白い煙が漂っていた。が、とにかく逃げなくてはという事で先を急いだ。すると3人の意識が遠のきバタバタと倒れた。
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「ん?!」
「ここは?」
3人はまたもや潜水艦の中にいた。階段の途中で見た煙のようなものは催眠ガスだったのである。潜水艦、しかもこんな海中では手も足も出ない。観念した…。
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第3章 メキシコ到着
それから3日ほど経っただろうか?艦内が細かく振動し浮上する感覚があった。小さな窓から太陽の光が射し込む。メキシコ?ここまで来たら逃げたとしても帰国する手段がない。そもそも無料招待だ!お金も持ち合わせていない。とりあえず向こうの出方を見て言うことを聞くことにした。
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ハッチが開き、隊員から出るように促される。暑い!眩しい!正直な第一印象だ。桟橋に降り立つとかなり身分の高そうな男性が会釈した。
「ようこそ!お待ちしてましたよ。レイディ達&タヌキィ」
やけに浅黒く、ニヤッと笑う笑顔が気持ち悪かった。とりあえず挨拶だけ返した。ノンノンはとても不機嫌そうな顔をした。「タヌキィ」が気に触ったようだ。ノンノンは小さな男だ。
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どこか小綺麗な部屋へ通された。南米特有なちょっとエロい感じの巨乳の女性がコーヒーを出してくれた。ノンノンは満面の笑みになっていた。キモい男だ。
コーヒーは美味かった。
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先程の浅黒い偉そうな男が入ってきた。そして偉そうに今後の事を説明した。
「君たちにはここにあるような幻の秘宝を探し出して来て欲しいのだ。たいして難しいことではない」
ノンノンが聞いた。
「なんで僕たちなんですか?」
「我々自衛隊が動いてはまずい状況なんだよ、チミィ。君たち学生くらいが目立たなくて都合が良いんだ」
チミィの部分が気になって後半の話は耳に入らなかった。でも学生が都合いいのはわかった。
「場所は3箇所、だいたい絞り込んではある」
「そんな物を手に入れてどうするんですか!」
「その3個の秘宝にはある物が内蔵されてるんだよ、チミィ」
良かった!チミィが最後だったから聞き漏らさなかった!
「ある物って?」
「これはくれぐれも内密にお願いして欲しいんだが、小さな核爆弾が入っている。だから見つけてもその取り扱いには充分に気を使って欲しい!落としたり、激しく動かすのはダメだ!」
男は更に偉そうに声も大きくなってきた。
「これが某国に渡ると、日本の存在すら危うくなるのだよ。ウヒャヒャヒャヒャヒャwwwwwww」
とても気持ち悪くなった。帰りたい。その笑い声だけでもやめて欲しい。それに笑う内容なんかではない。めいはとぼけた顔をしながらそう思った。
「そんな大事な任務を僕たちのような学生に任せてもいいんですか?!」
いつになくまともな事を言ったノンノンは、その事が自分で誇らしいのか、鼻の穴が大きくヒクヒクしてる。
「私服の自衛隊員を護衛に付ける。ただし、期限は明日のちょうど今くらい。そう!24時間だ!」
「募集要項の冒険期間は3ヶ月でしたよ!潜水艦の移動時間入れても2ヶ月はあるんじゃないの?」
「それは募集要項通りだ。残りの日はこちらからのご褒美として自由に使って結構。ただし秘宝が見つかるのが条件だがね…」
「わかりました!やります!」
ノンノン…。こいつダメだ。来なければ良かった。めいはとぼけた顔をしながらそう思った。
「では時間もないので早速出かけてもらおう。3箇所なんで3人で分担すればいい。検討を祈る!」
こういう時ってなんで「検討を祈る」なんて言うのかな?祈ってる人なんか見たことないよ。めいはそこまで考えて吹き出してしまった。とっさに、
「あっ!ごめんなさい!昨日見たお笑い芸人思い出しちゃって…」
全くごまかせなかった。
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とにかく急いで出かける準備をした。各メンバーに2人の護衛隊員が付く。あろう事かノンノンに1人女性隊員が付いた。ノンノンは気持ち悪い笑顔で迎えてた。やっぱり帰りたい…。
さあ本当の冒険はこれからだ!気を引き締めて行かないと日本の国家自体が危険にさらされる。とても緊張した。ノンノン以外は…。
護衛が2人いるけど基本的にはそばにはいない。だから行動は1人になるし行先も自分で決定して動かねばならない。
さてここからは、劇場での本編でお楽しみ下さい!
国家を巻き込んだ今世紀最大の冒険活劇!ハラハラ・ドキドキ…、最後は必ず泣きます。
みんなにはみさみさの悲痛な叫びが届いたか?
間もなく全国ロードショー!!
ここまでの文章はYouTube用に作った、ニセ映画のフェイク予告編用ラフシナリオです。
もちろんこんな映画は存在しないし、作られる予定もありません。ただこの予告編だけは作りました。
予告編はこの下に公開してあります。1分程度の長さなので是非ご覧になってみて下さい。