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主格の関係代名詞 とは

主格の関係代名詞とは、関係代名詞が文中で「主語」として使われる場合のことを指します。この主格の関係代名詞は、主に who、which、that の形で使われます。

主格の関係代名詞の基本ルール

1. 関係代名詞が先行詞を説明する文を導く
主格の関係代名詞は、先行詞(関係代名詞の前にある名詞)を修飾する役割を持ちます。
2. 関係代名詞の後に動詞が続く
主格の関係代名詞は文中で主語の役割を果たすため、その後に動詞が来ます。

例文

人を指す場合(who または that)
• 先行詞:人
• This is the boy who plays soccer.
(これがサッカーをする少年です。)
→ 「who」が主語として「plays」という動詞を導いています。
• She is the girl that helped me.
(彼女が私を助けてくれた少女です。)
→ 「that」が主語で、「helped」という動詞につながっています。

物や動物を指す場合(which または that)
• 先行詞:物や動物
• I have a book which explains grammar well.
(私には文法をうまく説明している本があります。)
→ 「which」が主語となり、「explains」という動詞に続きます。
• The dog that barks loudly lives next door.
(大声で吠える犬は隣に住んでいます。)
→ 「that」が主語となり、「barks」という動詞に続きます。

主格の関係代名詞を省略できる場合

主格の関係代名詞は省略できないのが原則ですが、例外として、関係代名詞が 主格ではなく目的格 の場合は省略できます。この点が混乱しやすいので注意が必要です。

省略できない例(主格)
• The boy who plays soccer is my brother.
→ 関係代名詞「who」が主語なので省略不可。

省略できる例(目的格)
• This is the book I bought yesterday.
→ 関係代名詞「which」が目的語の役割をしており、省略可能。

注意点
• 主格の関係代名詞は省略できない。
• 主格か目的格かを見分けるポイントは、関係代名詞の後に動詞があるかどうか。
主格の場合、関係代名詞のすぐ後に動詞が来ることが多いです。

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