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日々中々

心はいつもせわしない
体の動きはついてこない
小走りしようとして躓きかけ、これが年齢を重ねるということか…と一瞬思いかけたけど、わたしの足元は元々おぼつかないことを思い出して年齢のせいにしてごめんって自分の年齢に対して謝った
やっぱり自分の過ちは認められる側の人間でいたいもんね

最近はすっかり秋めいてきてうれしい
うれしいから帰ったらスコーンでも焼こうと思う
なんでスコーンなのかは自分でもよく分からない
思い立ったが吉日

ごめんなさい、嘘をつきました
今日のわたしはスコーンなんて焼きません
気が変わりました
こういうことってかなりよくある

焼こうって思った後に浮かんでくるカロリー
そして労力
米は洗ったくせに炊くのすらめんどくさくなって出前を頼むような人間だぞわたしは

ちなみに先日洗った後に出前を頼んだことにより炊かれなかったお米は次の日ちゃんと炊きました
炊飯器ではなく片手鍋を使っているから水はいつも目分量
炊きあがりを確認するために作る小さな塩おにぎりがこの世で一番好きかもしれない
なんであんなに美味しいんだろう

変わってしまった気持ちが今度またこちらを向いてきたときにスコーンも焼こうと思う

いつか作ってみたいのはそう、ベーグル
食べてとても好きだったという記憶はないけど、なんか名前的にいいよねベーグル
ビークルみたいで、ビーグルみたいで

ちなみにビークルことBEAT CRUSADERSとつじあやのがコラボした時の、ありえないくらい奇跡という曲が好きです
歌詞的に今のわたしには合わなくてちょっとこそばゆいですけども

近情を詰め込んでしまって大変恐縮
でもこの間とびきり好きな香りと出会った話もしたくなったのでする

デパートのようなところの通路を歩いていた時に、香水をシュッとしてあるデカいリトマス紙的な形の紙が目の前に差し出されたので何も考えずに受け取って嗅いだ

それが本当に衝撃を受けるレベルで好きな香りで、用事があったのでそれを済ませてからわざわざ道を引き返し、頼りにならない記憶を頼りにお店まで戻った
さっき配ってもらった香りなんですけど…と普段の自分とは似ても似つかぬ行動力でそのままきちんと店員さんに接客してもらってしっかり購入した

普段のわたしはレジでの受け答えや注文以外では店員さんに接客されたいタイプではなくて、わりとシンプルに放っておいてほしい
テンションによっては話しかけられそうな雰囲気だけでも店を出るレベル
この時のわたしはかなり頑張りました
自分で自分、褒めてやろうじゃないか

その時に知ったのだけど、そのリトマス紙(リトマス紙じゃない)には香水が重ね付けされていたらしく、ほんのり甘いさわやかなフローラルと、あたたかみのある柑橘系の2種類
香水を重ね付けする、という発想が自分の中になかったので少しびっくりした

どちらかというとこの時のわたしはフローラル系の香りに心惹かれていたのだけど、結局両方買って帰ってから改めて嗅いでみると柑橘系の香りが本当に良くて、片方だけにしなくて良かった、と思えた瞬間だった

強い香りはあまり得意じゃないから体にはあまり付けずにハンカチの内側に付けていたり、服の裾に付けていたりしている
たまに自分の鼻を掠める香りがうれしい

みんなにも何かしらのお気に入りがありますように
自分を癒してくれるものってたくさんあればあるほどいい
なんならないとやってけないよネ

自分を鼓舞するより、許してあげながら生きていけますように


レポート並みの長さになってしまった

読んでくれてありがとう
今日もたくさんおつかれさま


またね


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