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【ジャッカル通信】マーベルレジェンドとわたし

ディンゴの20年来のタッグパートナー、中国地方在住のジャッカルさんが突然、テキストを書いて送ってきてくれましたよ。'00年代後半の東京砂漠にアメトイを求めたエターナル与太郎・ジャッカルさんの、エー、まあ非常にアッサリした回顧録なんですが、誰か読みなさい。ウパ〜(ディンゴ)

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無知蒙昧な人類の皆さん、こんばんは。全知全能の悪魔ジャッカルです。チンポコ二本あるぞ! それはともかく、いつもディンゴがお世話になってま~す

ディンゴ氏があることないこと言うもんで、仲間内では割と「ジャッカルさんといえば、アメコミが好きな人」「詳しい人」みたいに言ってもらうんですが、オンゴーイングの展開を追いかけていたのは、そうですね、せいぜい大学在学中の頃とかで。もう15年は前ですか。

タイトルには「マーベルレジェンドとわたし」なんて仰々しく書きましたが、大したことはありません。個人的な思い出ですね。個人的な思い出を書いておこうと思ったんでした、ディンゴのnoteに。イヤ、だってほっとくと忘れちゃうからね。

参考までに、これがディンゴです

2007年だったでしょうか。
大学の夏季休暇、中国地方の実家に戻っていた私は、ダラダラとネットサーフィンをしていたのでございます。…あの時分といえば、SNSというのはせいぜい、mixiかfacebookくらいで。オモチャの最新情報はもっぱら「ふたば☆ちゃんねる」で知る、というような具合の生活でございました。
当時は「ふたば」も盛況なもので、スレが立っては消え、立っては消え。毎日毎日、見たことも聞いたこともないようなキャラクターのオモチャやフィギュアの写真が当たり前のようにアップされては、特に解説もなく、スレごと落ちる。「あれは…なんだったのだろう…」なんて白昼夢の気分に浸ること幾星霜。「ふたば」の「模型裏」板だったと思いますね。2007年にアップされた一枚のフィギュアの写真に、わたくしドギャンと心臓を打ち貫かれてしまいました。

トイビズMLの衝撃

それはTOYBIZ期「マーベルレジェンド」シリーズ8の一体、傑作との呼び声も高かった「モダンアーマー・アイアンマン」('05)を写した一枚でございました。アディ・グラノフのアートを基に造形されたクールなディテール、TOYBIZらしい異形のフォルム。内容的にはピュアなアクション・フィギュアなんですが、しかし不思議と、オモチャとしての存在感があったような気がいたしますね。

これね。これこれ(ディンゴ)

それまでわたくしは『トランスフォーマー』シリーズをはじめ国産トイ、国産フィギュア一辺倒の消費者だったんですが、モダンアーマー・アイアンマンについては、もう一目惚れもいいとこでした。でもまあ、この時点ではビジュアル以外の情報がなく、このフィギュアが何なのか皆目わかっちゃいなかったんです。しかしこの後、たまたまディンゴ氏とメールをしたとき「模型裏」板の話になり、懸案のフィギュアが「マーベルレジェンド」の一体であることを知ってしまった。

わたくしはその日を契機に、今日へと続く、アメトイ冥府魔道へと足を踏み入れてしまったわけですな。イヤ、魔道ゆうてもねえ、マジガチの人ほどでは全然ないんですけども。…言わせておくんなはれ!

あのころ、東京アメトイ砂漠

ともあれ、このとき2007年の「模型裏」でモダンアーマー・アイアンマンと出会ったからこそ、MCUの一作目である『アイアンマン』('08)の日本公開を、たしか本国での公開から半年近くも待って、有楽町の初回上映に駆け付けたりもできたわけです。

思い出すのは、恵比寿の「MONSTER JAPAN」や高円寺の「豆魚雷」、神田「ノンストップ」や上野「レッドマーキュリー」、そして自分の大学近く、本郷三丁目にできた「ラバーダック」に通い詰めた日々。そんなのがだいぶ楽しかった。

我らが最愛の「ラバーダック」はもうないですけど、mixiのコミュニティがまだ残ってますね。こちらのヤマザキ店長がホントいい方で、いつも気さくに話してくれて…あと、商品取り寄せの相談なんかも親身に聞いてくれました。ヤマザキ店長はお顔立ちがシュッとされていたので、ディンゴがよくイケメンイケメンと興奮しておりました

で、今年はご存じの通り、そのモダンアーマー・アイアンマンのデザインを踏襲した、アップデート版の「マーベルレジェンド」が発売されたんです。

これね。これこれ(ディンゴ)

早いもんですが、時代もあれから一回りしたかあ。一回りしたんですねえ…。クゥ~。寝ます!!


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