焼肉 勝利の法則

 自宅焼肉をする時、私が用意すると不評なので能動的に企画するのはやめようと記事に書いた。
 その後、あっけなくそれは解決した。

 自宅焼肉をする時、これまで基本的に「味のついていない肉」を買ってきて、タレをつけて食べていた。それを、タレに漬け込んだものを焼くことに方針を変えてみたのだ。参考にしたのは次のサイトである。 

 ここでは、牛、豚、鶏それぞれにおすすめの漬けダレが紹介されている。
 ここで豚肉へのおすすめは少し辛めのものらしいので、辛いもの耐性があまりない子供のため、牛・豚両方とも牛肉向けの醤油ダレに漬け込んでみた。

 我が家には、家族が大量にお取り寄せした冷凍の豚肉があった。脂身が多すぎて食べづらく、どう料理しようと迷っていたのだが、この漬けダレに漬け込むことで美味しく、食べやすくなってしまったのだ。義弟情報によれば、「一回湯がいてから焼肉にするとちょうど良いくらい」の脂身っぷりの肉がである。漬けダレの影響で何がそこまで変化したのかはよくわからないけれど、美味しいならそれでいい。

 何回か、この漬けダレを使って肉を焼いた。普通の焼き肉もあれば、キャベツなどと炒めて肉野菜炒めのこともあった。安い特売の肉でも、ややお高めの肉でも、いずれ変わらず非常に売れ行きが良い。

 もしかしたら、焼肉とは肉の品質や部位のようなところが問題ではなく、下味をつけると食べやすいということだったのだろうか・・・。そう言えば焼肉屋のメニューはタレか塩か味を選ぶんだった。下味をつけること、それが正しかったか・・・!

 こうして、夏休みの晩御飯問題が、このタレのおかげでだいぶ解決した。料理の苦手な私にとって、こういう定番メニューに使えるレシピはとても嬉しい。
 この記事を書いてくれたフードコーディネイターの金英貨さんに大感謝である。

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