超おすすめ!悩める人全員読んで『反応しない練習 あらゆる悩みが消えていく ブッダの超・合理的な「考え方」』
このページでは、2015年に発売されいまもロングセラーになっている『反応しない練習 あらゆる悩みが消えていく ブッダの超・合理的な「考え方」』(草薙龍瞬さん著)を紹介します。
この本に出会って、自分の中にあった吃音の悩みがすーっと楽になりました。
あっちゃんのYouTube大学で紹介されており、ずっと気になっていて、買いました。
この本はこれからも吃音に限らず、悩んだときに読み返すと思います。
以下、本の中で、吃音の悩み解決に使えそう!と感じた箇所を個人的な解釈でまとめました。
あらゆる悩み解決につながる本なので、ぜひ多くの方に読んでほしいです。
どんな悩みも確実に解決できる。
人々が常日頃抱える悩みに対し、ブッダはこう考えます。
どんな悩みも必ず解決できると。悩みをなくそうとせず、理解する手順は次のとおり。
悩みがある
悩みには理由がある
悩みには解決策がある
ここを読んだとき、私の悩み=吃音そのものだと最初は思いました。
でも吃音の理由って正直なところ、研究途中でまだわからないんですよ。
発語器官が極度に緊張する(またはゆるむ)ことが、吃音のメカニズムであることはわかっている。
この緊張(ゆるみ)を和らげる療法はあるものの、100%言葉に詰まらずに話せるところまでは至っていません。
ここでいう悩みは、吃音そのものではなく、吃音があり言葉に詰まる現象を極度に恐れること でした。
悩みは吃音そのものではなく、吃音があり言葉に詰まる現象を極度に恐れること
もちろん、吃音が完治する障害であってほしいと思います。ただ、現時点の医学ではまだそこまでは行っていません。
吃音を治したい。しかし完全な治療方法はまだ見つかっていないことを、まず認識します。
吃音の悩みも、人間の基本的欲求である承認欲から来ています。人間である以上、承認欲はどうしようもないことです。
人生には悩み・問題がつきものであることを認めよう。
自分を否定しない。どんな時も。
どんな状況にあっても、自分を否定(判断)せず、ただ起きたことのみに意識を向ける。
私たちはトラブルが起きたとき、自分を責めてしまいます。
自分を責めると、自己を否定する強い怒りが相手を攻撃したり、逃避するというよくない行動につながってしまいます。
攻撃・逃避を防ぐには次のことが有効です。
五感をフル活用して散歩する
広い世界を見渡す
「私は私を肯定する」と自分に言い聞かせる
運動してすっきりするのもおすすめ。
自分ひとりのペースでできるランニングもいいと思っています。
攻撃されても反応しない
ブッダは”反応しない達人”。
自分にとってマイナスとなる無駄な感情を防ぐためには、反応しないことが最強です。
でも私はこちらは違和感がありました。
確かに、からかわれても反応しないことが最終的な理想ですが、自分の中の怒りはやはり認めてあげたいです。
だから吃音をからかわれたら、「笑われるの嫌だ。悲しいよ。」と相手に言います。
ビジネスなら、「笑わないで最後まで聞いてほしいです」と冷静に伝えるのもいいですよね。
自分の気持ちを伝えること…そこから繋がる、相手とわかりあうと努力することも、ブッダは大切だと説いています。
ブッダの領域にはなれないけど、相手と同じ土俵に乗らない(怒らない)ことは大切。
人は次の3つの執着によって苦しむといいます。
求めるものを得たい(が叶わない)
手にしたものがいつまでも続いてほしい(やがて必ず失われる)
苦痛となっている物事をなくしたい(だが思い通りにはなくならない)
これらの苦しみは、自分自身の承認欲求が満たされない、自分への怒りからきています。
相手は関係ないのです。
まとめ(あくまで自分用です!)
悩みは自分の気持ち次第で解決できる。
ありのままの自分を肯定する
攻撃されても反応しない(ただし自分の気持ちは穏やかに相手に伝える)
判断しそうになったら、目をつむり妄想を止めて、目を開ける。
以上の振る舞いを心がけてはみるものの、昨夜も子どもの癇癪に付き合いきれず、イライラしてつい怒鳴ってしまいました。
ブッダの領域に達するには難しいですが、この心がけはいつも持ち合わせていたい。
これからの人生で何度でも読み返したい名著でした。