夜のオンラインBar🍷第二回 開催レポ③
2020年6月。
「オンラインBar🍷」と銘打ったイベントの第二回目をウェビナーで開催しました。ゲストには前回に引き続き、Shinobuさん、Amyさんをお迎えし、ホスト側のMayukoさんが様々なエピソードを引き出しながら、生き方についての対話を重ねました。
こちらのエピソードを抜粋でお伝えします。
Mayuko:転機という話をしてきましたが、このコロナの影響を受けた数ヶ月はどう振り返ることになるんでしょうね
Shinobu:長い週末。休みという感じではないのよ、週末が長かった
Mayuko:この期間、仕事は続いてたの?
Amy:私はまったく続いていない。休みに入るのは一般企業より遅かったかもしれないかもしれないけど
Mayuko:始まったのはいつ?
Amy:緊急事態宣言が明けてすぐ始まった。「え、もう明日から?」みたいな感じ
Mayuko:じゃあ1ヶ月ちょっと?
Amy:もっとだよ、2ヶ月ぐらいじゃないかな。なんか変な感じだったよね、週末感。どこに行けるわけでもないしさ
Mayuko:なるほど、休暇じゃなく週末
Shinobu:それで、激しくケーキを焼くのね
Amy:何かを焼きたいの
Mayuko:養老先生もこの間「こういう時には手を動かすっていうことをしていれば良いんだよ」みたいなことを仰ってましたね
Shinobu:あ~それは大正解!
Mayuko:先生は昆虫がお好きだから、震災の時も標本に針を刺したりハケで綺麗にしたりの作業をしていたと仰ってましたね。別にそんなに焦る必要は無いんじゃないかって。2人が言う週末っていう感覚なんでしょうね
Amy:後から思えばもうちょっと有意義なことを…と思うけど、週末程度のことをやや多くやったって感じだよね
Shinobu:そうそう
Mayuko:焼く回数が妙に多いってことね。それによってShinobuちゃんもパンを焼くことが復活してるから
Shinobu:昔の感覚を思い出したという感じですね。今日も出張前に生地だけ仕込んで冷蔵庫に入れて出てきた
Mayuko:昨日も焼いてるのにね
Amy:もう強力粉は買えるようになったの?
Shinobu:買えるようになったし、十勝の小麦農家と直接つないでもらったの。ヤマチュウさんって言うんだけど、そこの小麦にアクセスできるようになったので何も心配する必要がない
Amy:いいね~
Shinobu:その方とパンについて何かできると良いですねって言ってたら、来週、東京の小麦のテストラボみたいなところにお邪魔することになったの
Mayuko:何をするの?
Shinobu:まだわからない。何ができるかちょっとお会いして考えてみようかな
Mayuko:見て下さってる方の中にもパンを焼くのが好きな方が結構いらっしゃるんですが
Shinobu:「薄力粉と強力粉を売ってなかった」ってコメントが。そうなんだよね~強力粉なかったですね。みんなそんなに焼いたんだろうか
Amy:みんな焼いてたね
Shinobu:家で作るのはね、いい材料を揃えるとだいたい美味しいですよ。それもね、コツ
Mayuko:Shinobuちゃんが今いるのは手掛けてらっしゃるホテルということで、大阪に行く人は泊まれるホテル?会員制ではないよね
Shinobu:会員制ではない。アートホテル大阪ベイタワーです。JR の弁天町という駅で梅田から10分か15分くらい
Mayuko:環状線?
Shinobu:環状線 。なかなか下りない駅だと思うんだけど
Mayuko:アートホテルってことは、アートに…?
Shinobu:アートにはね、実はあまりこだわってないのよ。他のところでそのホテルの屋号を買ってそれを付けただけ。アートって広いから絵画だけじゃないし、本当はそういうのを膨らめられるんだけどね
Mayuko:ホテルが出来上がるまでずっと伴走する感じなの?
Shinobu:土地から開発をして建物を全部作ることもあるけど、だいたいはもう既に存在しているホテルを改装する、名前も変えちゃう、ブランドも変えちゃうことの方が多いね
Mayuko:今は何件くらい走ってるの
Shinobu:今はもう年中やってるわけでもなくて、買ったら改装してあとは運営改善だけになるから 工事をずっと走らせてることはあまりないんだけど。でも数は100件くらいあるかな、そのうち改装とかで動いてるのが10件か15件って感じ
Mayuko:めまぐるしいですね。Amyさんの仕事についてもあまり聞けてないな
Amy:私のことはいいよ。私ね、フーテンの寅さんでいいわ。他人をみて「あの人何やってるんだろう」って思う人いるけど、私もしかして人からそう見られてるのかなって。寅さんほどではないと思うけど
Mayuko:自分のことはいつも何て言ってるの
Amy:その時やってる仕事を言ったりしてる
Mayuko:その時やってる仕事?
Amy:「コミュニケーション」とか、「たいしたことじゃないから」とか
Mayuko: 何してるのっていう質問に対して「たいしたことじゃない」は答えじゃないよ!
Amy:「広報とか、トレンド分析したりしてるよ」って言うと「おもしろそう!」とか言われて「いや、おもしろくないよ」って答えたり、そんな感じ
Mayuko:今聞いても、私の中で未だぼんやりだな
Amy:コミュニケーション、広報っぽいことを、企業の中でも外でもやって…プランナーって言われることは多かったかな。企画をまとめたり、いい切り口を考えてまとめて提案したり
Shinobu:それは誰に提案するの?社内、それともクライアント?
Amy:社内の時もある。イベントの時に広報誌を作って、自分とスタッフで良い人をピックアップして取材に行ったりして。そういう時もあるし、企業の売上のために半年・1年先のことを見て、信憑性があるデータから現状のトレンド分析や先の予測をまとめて、キーワードを作って提案するとかね。硬いのもあるよ、メディカルのこととか
Mayuko:幅広いね、今は金融系だもんね
Shinobu:ピンクリボンもやってたじゃない
Amy:そうそう、運動として最初にやったくらいだと思うんだよね。哲学の話じゃないけど……運動として盛り上げるのは良いこと。悪いことじゃないよね、誰かの助けになったり、病気を防いだりという意義もある。だけど運動が盛り上がっちゃって、本当に辛い人の助けになっているのかわからないというのもちょっと感じたりもして…。医療現場の人にも色々いるから考えるところはあるけど、医療というものがどういう構造で成り立っているかというのはちょっとかじりましたね。領域によって全然違うけど
Mayuko:そうだよね
Amy:一元的な見方をする人が私はあまり好きじゃないから、多元的に見ようと気をつけている。あと一次情報だけを信じる
Mayuko:私は2人のことをよく知らないっていうか、職業は、年齢は、どこの生まれ、とか聞くことなく仲良くさせてもらってるんですけど、今ふと思ったのは、会話をしててその多元的に見るというか物の捉え方が面白いんですよね。すごく違う角度から見てたり、予想もしなかったところからのご意見をもらえたり。Shinobuちゃんもそうだしね、そういう人に出会えて私は嬉しいな
<第二回オンラインBar🍷開催レポは以上です>
カードゲーム「家を出る日のために」を活用した参加型の「オンラインCafe」を開催しています。ファシリテーターはMayukoさん。
次回は8月9日(日)、8月21日(金)いずれも20:30~
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