夜のオンラインBar🍷 「あなたはなんのために働くのか」開催レポ
2020年5月、「昼のオンラインCafe」と題したZoomワークショップと、「夜のオンラインBar」と題したウェビナーイベントを開催しました。
昼・夜ともにテーマは「あなたはなんのために働くのか」
辰巳渚さんが設立された「家事塾」で制作された『家を出る日のために』という自立教育のためのカードゲームから選ばれた問いです。
ウェビナーでは、ゲストにShinobuさん、Amyさんをお迎えし、ホスト側のMayukoさんが様々なエピソードを引き出しながら、「働くとは」「子育てとは」など様々な視点から生き方についての対話を重ねました。
こちらのエピソードを抜粋でお伝えいたします。
Mayuko:他愛もない話、なんとなくしている話が、後々、自分の人生を選択するときのヒントになることがあります。私が大好きなぶっ飛んだオトナたち、Shinobuさん、Amyさんとはもう10年以上のお付き合いで、多くの人にこういう考え方を共有していったら楽しいんだろうなあと思っています。
Mayuko:ウェビナーをご覧の皆さん、ありがとうございます。チャットで質問やご意見をお送りくださいね
Mayuko:私はこういう大人たちに、本当は中学生くらいの子たちに出会って欲しいんだよね
Amy:Mayuちゃんの方がまともな大人じゃん
Mayuko:私はまともですよ、ある意味普通な一般人じゃないですか
Amy:ああ…
Mayuko:そういう枠にとらわれてない2人がここにいるわけだから…
Shinobu:何飲んでるの?ワイン?
Amy:白ワイン。お水も飲んでるよ
Mayuko:Shinobuちゃんは毎日飲んでるの?
Shinobu:私は飲まないね~。アルコールはいけるけど、ソーシャルドリンカーだね
Mayuko:なるほど(笑)
Shinobu:1人で飲むことをしないかもしれない。だけどハードリカーが好きだから、ウイスキーとか大好き
Amy:じゃあ一人でも飲めるじゃん
Shinobu:う~ん、飲めるんだけどね。書き物したり、読み物したり…夜、
わりとボケっとしてる時間がないのよ。ひょっとしたらそういう時間も必要なのかな、とは思っているけど…運転しようとか書こうとか思うと、それに向かえないからね
Mayuko:書き物は夜、こういう時間にやるの?
Shinobu:私ず~っとやってると思う。寝てる時間以外
Amy:私も書いてるよ。でも夜ってお酒とか飲みたくなっちゃうから、あんまり…夜書いたものってさ、翌朝見るとあんまり良くなかったりするじゃん
Mayuko:よく言うよね、それね
Amy:長くなるんだよね。ま、とりあえず長くしといて削ってく方がいいけど。でも飲まない方がいいかなと思いだした
Shinobu:飲むと喋るからね、たぶん書き物はできない
Mayuko:アウトプットが違うってことね
Shinobu:たぶんね、違うと思います
Mayuko:2人は出会った頃からフィーリングが合ってたってこと?なんか似てるよね
Amy:あんまり共通点があるような感じはないけど
Shinobu:共通点というか…多分なにかアップデートをするときの感覚が遠くないというか、ちゃんとレスポンスが来るとかそういうところだと思う。Amyはマーケットを俯瞰するところがあるから、わりと受け入れ態勢が広いかもしれないね
Amy:そうかもね、否定せずに見るけど…子供のことはなかなかね、否定しちゃうね
Mayuko:子育ての話するのはここ1年くらいかね
Shinobu:子育ての難しい時期に入ってきたんじゃないの?
Amy:私が、今?う~ん俯瞰してみるとね…
Mayuko:マーケッターの目で!
Amy:第一子なんだよやっぱり。第一子が色々と気になって。第二子はすごく余裕を持って見られるんだ。単純に”すごいね~”とか。人に聞いても、大体そう言うよね
Shinobu:第一子が中学生の間は荒れましたよ、私が
Mayuko:子育て中にってこと?
Amy:やってらんないかもしれない
Shinobu:中学生、難しいのよ扱いが。小学生はだいたい言った通りになんとなく動くけどね。勉強も難しくなって、友人関係も難しくなるんだと思う。いろいろ話せなくなるんじゃないの。男の子と女の子も違うかもしれないけど。あと私は、携帯を投げて自分が出て行った騒ぎとかあったね
Mayuko:Shinobuちゃんにそういうシーンがあるって、ちょっとイメージ無かったな…
Shinobu:ありましたよ、第一子の難しさ
Amy:第二子の時は、何かあっても若干どこかに余裕があるというか、極端な言い方すると”どうでもいい”みたいな要素がすごく強いから、誉めやすいし笑いやすいのかしら。第一子とは違うね、多分。私もそうされてきたんだろうなと思ったりもする
Shinobu:Amyさんは長女・次女の長女だよね?しっかり者に育つね
Amy:いや、しっかりしてないって言われてて、それも嫌だった。私がすごく怖がりとか、頼りないとか。一番上って親と近いから言いやすいんだよ。でもまあ、それぞれの悩みがあるんだね
Shinobu:目下の悩みは息子でしょ?
Amy:息子なのか自分自身なのかもよくわかんない
Mayuko:Shinobuちゃんちの長女は、外に出る仕事を選んだけども
Shinobu:『家を出る日のために』とか考える前に出て行っちゃった
Mayuko:今日は「あなたはなんのために働くのか」がテーマだけど、我が子はそれを聞くまでもなく、さっさと出て行ったと。もともと自立させたいっていう所はあったよね
Shinobu:それを言葉にしていたかどうかって言うと、実はあまり定かでない。中学生の子に「自立しろ」という話をしたかどうかも分からないし、自立って今思うと頼ることも重要かなと思うから、そういうことまでは思慮が及んでなかった感じもするね。
欲しいものを取りにいった感じね、うちの子供たちは。面白かったのはね、小学校の2年か3年生の時に私の妹、彼女にとっての叔母の家に行きたいんだけど、学校が終わって家に帰っても誰もいない。バス代がないから、何かを売ってバス代を作って行ってたのね
Amy:何を売ったの?
Shinobu:本とかおもちゃとか。それをアウトレットショップに…そこに行ったらお駄賃くれるよね
Amy:子どもが持って行ったら買い取りじゃなく、くれるかもしれないね
Shinobu:くれるかもしれない。そういう大人がいてもいいよね。そこで100円をどうにか得て、乗りたいバスに乗ったわけですよ彼女は。それはなかなかのものだなと思うけど
Mayuko:見ている方ご存知ないと思いますが、Shinobuちゃんは都心にお住まいで…そこに住む子が本を売って100円を!
Shinobu:売れないよね、多分もらったんじゃないのかな。どうしても、どうにかしたかったんじゃないのかな。それが誰かには伝わったはずだよね
Amy:やっぱりそのあたり女の子は逞しいね
Mayuko:子どもは2人とも、そういうところはあったの?
Shinobu:息子は小学校1年生で鍵を持たせたけど、鍵をうまく開けられなかったんだよね。それで表で建築現場のおじさんを捕まえて鍵を開けてもらったとか。その場にいないから「ほんとかいな?」っていう話ではあるんだけど。でも、何か困ったら誰かのとこに行くっていうのは 重要かなとは思います
Amy:うちの息子、妹ができて、妹がそれなりに同じ様に話せるようになったら俄然弱くなるんだよ、下の子の方がしっかりしちゃう。でもその前は、鍵がなくて家に入れなくなった時、優しそうなお姉さんに話しかけて私の携帯番号を言って掛けてもらって。誰?と思って電話に出たら「男の子が家に入れないって言ってるので」なんてことは何度かあった。あと、七五三のお参りに行く時におじいちゃん・おばあちゃんとも、パパ・ママともはぐれて…要は置いてきぼりだよね
Mayuko:要は、って…!
Amy:後で聞いたら、優しそうだなって思うお姉さんに声掛けて「ちょっとわかんなくなっちゃった」って言ったら、駅まで連れてきてくれたって。
そういうことが何回かあった
Mayuko:最近の、彼が成長期であるということを踏まえた時に生きてく力はあるなっていう感じはするよね
Amy:なさそうで、ある
Mayuko:なんか自信があるんだろうね、その強さは
Amy:結果的に帰れたとかさ、助かったってことが多いんだね
Mayuko:成し遂げられる力と、なんとなくの自信はついてるんだろうなって感じだね
<次回に続く>
■次回開催予定■
オンラインBar第二回 「あなたはなんのために働くのか」
6月25日(木)20:30~ 無料ウェビナー
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