オンライン授業の感想と思ったこと
連日投稿4日目の今日、綴る内容は、現在大学生だから経験できた
「オンライン授業」を受けてみた感想について。
新型コロナウイルスの蔓延、また政府から発令された緊急事態宣言を受け、私が通っている大学でも、春学期における授業は"すべて"オンライン授業になりました。
そして今日、初めて「オンライン授業」に参加。
参加した授業形態は、講義形式の授業2コマと演習1コマ(ゼミナール)。
使用したツールは、
講義形式では、Google Hangouts Meet
演習では、zoom
の2種類。
率直な感想としては、
講義に関しては講堂で受けるよりも"楽"。
演習に関しては若干"不便"。
今回はなぜこのように感じたのかと、
学生はこれからどのようなことが必要になるのか?
また、どのようなことが起きるのか?
について私の考えを記していきます。
オンラインでの講義がなぜ楽なのか?
講義形式の授業に関して言えば、
本来講義室にて教授の説明を聴きながらレジュメを確認したり、
メモしたりという状況が、
自室にて教授の説明を聴きながらレジュメを確認したり、
メモしたりという状況に変わっただけのことではあるが、
だいぶ"楽"になった。
なぜこれほど"楽"に感じたかいくつか要因について考えてみました。
①大学まで通学しなくて良いので朝ゆっくり準備できる。
これは大学から遠いところに住んでいる人なら、
共感してくれると思うのですが、
大学ってほんと遠いんですよね。
私事ですが、通学に2時間近くかかるんですよ。
10時40分からの講義に8時50分頃家を出る!みたいな。
乗り換えないので、一限の時には1時間以上立ちっぱなしということもよくあることで!
この悩みが消えたことは本当に大きいですね。
②周りに他の学生がいないので集中して受講できる。
こちらも割と大きな要因だと思ったんですけど、
自室で講義を受けてる時は一人なので、
周りの人の喋り声だったり、ゲームしてたり、お菓子食べたり、
という姿が全く目に入らないので、
余計なことを気にせず集中できるのがありがたい点ですね。
③教授から学生を注意する声がない。←私的にはこれが一番嫌い
②で挙げたような学生が講堂にいると当たり前だと思うのですが、
教授が学生を注意するんですよね。
もちろん注意すること自体はありがたいと思うのですが、その注意の仕方が、相手を煽るような内容であったり、皮肉を込めた内容であったりと、
聞いてて良い気持ちになるようなものではないですよね。
その点、オンラインの講義だと教授もいちいちそのような学生が居たとしても注意しないので、お互いストレスが少なくなっていると思います。
④オンラインだから聴き逃さないようにより集中する。
講堂だと誰かしら友達が同じ授業を受けているので、
わからないことは講義後、教授や友達にすぐ質問することができるけど、
オンラインだと友達との連絡にもワンテンポ遅れが生まれるので、
今まで以上に集中してた気がします。
だらだら、講義を聞くより集中して聞いている方が、
早く講義が終わった気がして受けている時は楽ですね。
※これ書いている今は、昼集中した影響でめちゃめちゃ疲れてる。
⑤教授が今まで以上に学生へ気を配っている。
この点は本当にありがたいと感じるのですが、
画面越しにずっと講義を聞いているのは、疲れるだろうということで、
100分授業の中で、小休憩を2回挟んでくれた教授が居たのですが、
とてもありがたかったですね。
「聞き取りやすさ」や「わかりやすさ」を随時確認して、
学生を配慮してくれているので、
オンとオフを分けやすく、より集中できましたね。
※今思えばこの方は元より周りに気を配るのが上手な方だっただけかもしれませんが。
これらの要因から、私は今日初めてオンラインでの講義(ライブ授業)を受けて、"楽"だと感じたのだと思います。
オンラインでの演習は若干不便?
講義形式の授業に関しては、"楽"だなと感じる一方で、演習形式の授業では少し不便さを感じる場面も...
基本的に教授以外はミュートに設定し、何か発言する際にはミュートを解除するというルールで1時間30ほど授業(ガイダンス)を行ったのですが、
就職活動を通して、マイクを見て話す習慣が身についてきたので、発言する際はほとんど画面を見ないんですね。
そうすると、当然ながら、画面に映るゼミ生表情を把握するのが難しく、
自身の発言に対してどのような反応をしているのか、
即座に把握することができないのが一つ不便だなと感じるポイントでした。
もう一つ、事前にやることを共有していないとスムーズに進まなくて、
グダグダになってしまう点も不便な点ですね。
大学内で演習を行っている際には、咄嗟の出来事に対しても人数を素早く割り振って対応することが容易にできますが、オンラインだと少し手間が掛かってしまったな。というのが今日の印象でした。
オンライン授業に際して必要になること(学生側)
今日、オンライン授業を受講した中で感じたことから、どのようなことが学生側に必要であるか考えてみました。
①受講環境
ネット環境:
今日100分授業を3コマ受ける中で、3回ほど通信が悪くなり声が割れて聞こえてしまう現象が起きたのですが、単純にこれは萎えます。
ネット回線はできるだけしっかりした状況にした方が、
集中して講義を受け続けられるので良いと思います。(当たり前)
室内環境:
大学によって授業時間は異なると思いますが、大体が100分前後だと思います。100分間講義を聞き続ける中で、同じ姿勢でいると疲れますし、かと言って何度も姿勢を変えていると集中できないので、集中しやすく、疲れにくい環境作りも大切だと感じました。
②自発性
これはオンライン授業に限らず、重要であると思うのですが、
オンライン授業ではより重要になったと感じました。
講義形式のオンライン授業では、教授は学生の顔を見て板書やメモの進捗や理解度を確かめることができないため、おおよその推測で授業を進めているように感じました。
こちらが感じていることはアクションを起こさない限り、
教授には全く伝わらないのでこの点注意が必要だと思います。
また、講堂での講義だとありがたいことに授業を受けなきゃいけない環境を作ってくれる友人やその他の学生が多いと思うのですが、自室で一人で受けている場合には、そのような環境を作ってくれる方はいないので、
これまでより自発性が重要だと思います。
書いてみて感じたのですが、当たり前と言えば当たり前ですよね。
ただ、その当たり前を行った人と行わなかった人では、
大きな差が生まれそうだなと感じました。
どのようなことが起きるのか?
オンライン授業を通してどのようなことが起きるのか。
予測ではあるがいくつか考えられることをここに記します。
①教授の評価が大きく割れる。
講義形式の授業を2コマ受けて感じた印象なのですが、
気を配れる教授と配れない教授とで、その差が歴然になると思いました。
私が今日受けた講義では、教授は喋りやすい声・ジェスチャー・共有資料の見やすさなどとても気を配りながら講義を進めていたため、とても好印象でした。
一方、
Twitterには「教授が資料共有できなかった」「声が聞き辛い」といった不満の声も挙がっていたことからこの点は教授の評価に直結しそうだなと感じました。
オンライン化によって環境が変化したことは教授にとっても相当なストレスだと思います。
それと同様に学生側もストレスを抱えているので、互いに思いやりが必要だと感じます。
②学生の習熟度に大きな差が生まれる。
オンライン授業に際して必要なこと。でも記したことですが、
学生側の自発性によってこれまでより大きく習熟度に差が生まれると感じた。
演習形式の授業では、複数人が同時に会話したりすることが難しいので、
一人ひとりの時間がとても限られていた。
その中で、自発的に動くことができなければ、当然習熟度に大きな影響が出ると予想。
私は自身を意志が固い人間だと思っているし、周りからもそう評価していただいていたが、ここ最近、決して意志が固いのではなく、単にそのような環境を創り出すのが上手いだけなのかも知れないと感じ始めた。
もし、頑張ることが苦手という人がいるのならば、頑張らなければならない環境を創ってみるのをおすすめします。
頑張ったあとはいくらでもサボって良いと思う。
③新たな取り組みを始める
これはオンライン化に伴い、今まで以上にメディアリテラシーやネットリテラシーに対触れる機会が増えたこと、大学に行かなくても学ぶことができる点に気づいたこと、通学時間が必要なくなったこと、など様々な要因に起因することだと思うが、環境が変わったことにより、今までとは異なることに取り組む学生が増えていくと予想しています。
今までやりたかったが時間が取れなかったことや、
新たな気づきから生まれたアイデアの実現に向けての取り組みなど、
本当に様々なことに取り組む学生が増えるのではないかと思う。
現に今回の演習授業では、新しく筋トレを始めたという方や料理にハマったと報告していた学生が何人かいたし、
おうち時間に飽き始めた学生が今後さらに自主的に何かを始めるようになると予測している。
まとめ
以上、長々とオンライン授業を受けた感想や思ったこと、
考えたことについて記してきましたが、
今後講義を受け続けてきた中で、考えが変わることもあるかも知れない。
その際にはまた投稿したいと思います。
以上。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
いいね。くれる方、本当にありがとう。頑張れます。
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4日連続投稿終わり!
お疲れ自分!!!!
ご飯食べるよう、ばいちゃ👋
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