中野さんのセッション7回目

お試しで1回申し込み、自分の一瞥体験や現実世界や内面に起こった変化について中野さんに話をきいていただき、その過程で今までわからなかったことの理解が早く進むようになった。

それから、6回連続でセッションを受けて、今日がその最終日だった。

「もう自分はわかってしまった」

そんな勘違いに毎回気づかせてくれる素晴らしいセッションだった。

基本自分が思い浮かんだことを気ままに話し、中野さんにきいていただく形だったが、中野さんに話をきいていただく中で、今まで本を読んでも理解できなかったこと、自分の中に受け入れられなかった事柄についての理解が急速に深まっていく経験を何度もした。

最終日のセッションは特に印象的で、自分を攻撃してくる上司の恐れやかなしみが、自分の心に再現され、

「あ、これ、私にもあった」

と思わずつぶやいてしまう自分がいた。

中野さんはいつものように優しく微笑み、

「そうなんです。例外なく、他人は自分なんです」

と話してくれた。

中野さんのセッションを受ける中で、職場で何を言われても割とけろっとしていて「これは幻想だ」とすぐ我にかえれるようになっていたけれど、最近は人格否定や自分の体の不調についてバカにされたり、ひどい攻撃が続いていた。それで、さすがに休みの2日間はすっきり起きれないという現象が起きていた。

「これは一時的な感情で、ただ起こっているだけだ」

そう言い聞かせてノンデュアリティの本を読んでも、一時的にはすっきりするものの、再度ネガティブな感情が沸き起こったり、不安定な時間が続いた。

そんなとき、津留晃一さんの「他人」という題のコラムや、中野さんの本(特に人間関係の部分)を読んで、「他人の許せない、という部分は実は自分の中にあるもので、あなたに受け入れられなかった部分を他人が表現してくれている」ということが、はっきりわかるようになった。

そして、中野さんにその話をする中で、

「あ、私が私自身を裁いていたから、ずっと苦しかったんだ」

と長年の体調不良の謎が解けた。

それと同時にエナジーサロン流天の西城先生の

「人間関係で大事なことは、問題としている相手をゆるし、幸せを願うこと。それをいうと、『なんであんな人の幸せを願わないといけないんですか』と怒る人もいるけれど、そういう人はその人に原因がある」

という言葉がよみがえってきて、

「自分をゆるすことは他人をゆるすことで、ヒーリングは相手を癒すことで、自分を癒しているんですね」

と話している自分がいた。

「実はそうなんです」

中野さんの笑みをみて、自分の中の恐怖心がとけていった。

私はずっと外側に敵がいて、傷つかないように戦い続けている気でいたけれど、実は自分とずっと敵対していたんだな。

そして、自分の嫌な部分を見せられるのが怖くて(引っ張られそうだから)、嫌な部分を持つ人と戦ったり、逃げたりしていた。

体調不良は、その葛藤から生まれていた気がする。

それがわかると、不思議と痛みが和らいでいった。

ずっと嫌な部分を認められず恐れて誰かをジャッジしていた自分を、もう一人の自分が冷静に厳しい目で見ていたような気がする。

それが今日とけてなくなった気がした。

明日もまた批判を受けて、落ち込んだりかなしんだり、怒ったりすることもあるかもしれない。

でも、そんな自分も受け入れて、自分を攻撃する相手も自分の一部だと受け入れて、自分というストーリーをしっかり生きていこうと思う。

今日まで生きてこれて、ほんとうによかった。

生きている、ということも幻想ですが(笑)

また中野さんのセッションを受けたいと思う。

最後のほうで中野さんに

「最初のころとまたエネルギーが変わりましたね」

と笑顔で言われ、自信がついた。

そして、セッションが終わって、久しぶりにいまにくつろげている自分を感じた。

これこそ、なによりも自分が欲しかったものだった。

安心感にひたっていた。

自分でも「軽やかなエネルギーになったな」と感じていたとき、エナジーサロン流天から、福袋が届いた。

エネルギーが封入されたグッズの数々のパワーを感じながら、

「今年は絶対いい年になるな」

と感じた。

そして、自分に関わる全ての人たちの幸福を願う自分がいた。

自分をサポートしてくれる人たちも、自分を攻撃する役を担ってくれた人たちも、無関心な人たちも、みんな自分に気づきを与えてくれる、自分の世界を豊かにしてくれる最高の人たち。

※追記

「私は上司に自分の理想(聞こえるところで人の悪口を言ってはいけない等)を押し付けていて、上司はそれを恐れていたのかも」と中野さんに話すと、中野さんは

「成長のスピードは人それぞれですから」

と話してくれた。それで、成長のスピードも時間という幻想が生み出したものであり、時間がなければ成長というストーリーも存在しないのだとわかり、この世界はそういう意味でも完璧なのだと気づいた。

また、他人も宇宙の意志を再現しているだけなのだと気づいた。

「どんな人も自分というストーリーを一生懸命生きているだけなんですね。自分が今まで何も選べなかったように」

と中野さんに言うと

「そうなんです。相手も自分を生きているだけなんです。また、『あのときこうしていればよかった』という自分の後悔も、それがただ起こっているだけで、宇宙の意志を表現しているだけなんです」

と返され、これまでの人生は完璧でなにひとつ間違っていなかったんだとわかり、ほっとした。

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