10月31日のブルームーン!
「姫、昨日は月が綺麗でしたね!」
「妾、久しぶりに、お前がいてくれてよかったと思ったわい!」
「何言ってんですか、急に、素直になっても、何にも出ませんよ。」
「何も出さんでええから、その余計な口も、引っ込めとけ!」
「・・・はい・・。」
「珍しく、いい気分なんじゃよ。」
「はいー・・。」
「近くに赤々と火星も見えておったのう!」
「ああ、なんだか、寄り添ってて、姫と俺のようでしたね。」
「火星や金星に有人ロケットを打ち上げる計画が割と真面目にあるの、知ってるよな。」
「(なんだよ、無視かよ、俺の言い・・・)なんでもそうらしいですね。」
「こないだNASAが、新たな乗組員も、公募しておったぞよ。」
「へー!資格とかあるんですか?」
「NASAからの公募情報が、JAXAに届いて、翻訳が公開されているな!」
「ああ、それは、見た覚えがあります。確か、音楽家の矢野顕子(ニューヨーク在住)さんが、Twitterで、リツートしてたのを見たんだ!」
「矢野さんの音楽は、ええのう!」
「好きですか?俺、”在広東少年”なんかからファンですよ。”ごはんができたよ”とか、”春先小紅”とかも、可愛いし、工夫もあって、ピアノの音も大好きです。」
「YMOのキーボード・サポートもされていたので、有名な方じゃよな!ピアノの音が心地よくて、最近は、アメリカのイケメンミュージシャンを二人連れて、日本で、毎年のようにLIVEされるので、何回か、妾も行ったぞよ。」
「あー、姫、好きそうですね!www」
「うん、そうじゃな、で、話を戻すぞ、火星とか金星な!」
「はあ・・。」
「火星に地球の生物を移植して言って、最終的には、環境を地球並みに整えて、人間自体が移住するっていう話もあるんじゃよ!」
「なんだか、壮大な計画ですね!」
「ふむ、壮大っていうか、まだ、計画というより、お話段階じゃけどな・・・。」
「そもそも、そんなことできるんですか?」
「わからん!だから、調べているんじゃろう?」
「しかし、酸素を含む大気がないとそもそも・・・」
「そうなんじゃよ、だから、シアノバクテリアなんかも持って行って、おいてくるとか、なそういうこともして行くつもりのようじゃな!」
「シアノバクテリアってなんですか?」
「藍藻っていう風に昔は呼ばれておったやつじゃ!まあ、藻類ではなくて、バクテリアじゃがなぁ。」
「フゥ〜〜ん」
「こいつは、葉緑体の元になったやつと考えられていて、二酸化炭素を水と混ぜて、還元して、有機物を作れるんじゃが、その時、不要な酸素を放出する。」
「ああ、光合成ってやつですね。」
「そうそう、光合成ってのは、燃えかすを燃料に戻すことが本当の意味じゃよ、だから、取り除かれた酸素が出てくる。」
「それが、酸素で呼吸する他の生物にも、役立つんですねぇ。」
「そうなんじゃ!だいたい、この地球では、こいつが、だいたい20億年くらい前に、地球の海で大発生して、大気の酸素濃度を爆発的に、増大させた。」
「あ、調べてみると、20%超えたりしてますね。」
「そうなんじゃ、でな、約5億年前には、”カンブリア爆発”ってのがあって、地球上の生物が、多様になり、数も爆発的に増えた!」
「あー、アノマロカリスとか、ハルキゲニア、ピカイアとか、有名ですよね。」
「オパビニアとかってのも、あるぞよ。」
「オパビニアって生物の名前だったんだ、スピッツにそういう歌、ありますよね!」
「まあ、宣伝はええから、次へゆくぞ!wwwwwwww」
「で、シアノバクテリアを植えたりして、しばらくほっとくと、大気が地球環境に似てくるだろ」
「で、15億年くらい、待ってるんですか?気の長い話だなあ。。。」
「お前は馬鹿か!そんな待ってられるか、人類、滅びておるわ!とっくに!!!そうじゃなくて、根付きそうなら、地球の生物をいろいろ、少しづつ運ぶんじゃろ!?最初は、植物!」
「なるほど、数百年単位で、少しずつ運べば。。。うまく行くといいですね。」
「金星なんかも調べるつもりらしいぞ、どっちが適応しやすいか?比べたりするつもりなんじゃろう???」
「なんか、壮大なフロンティアの再現ですね。」
「まあ、14、5世紀なら、大西洋や太平洋の向こうの大陸に行くのも、同じくらい覚悟が行ったじゃろうなぁ・・・。」
「一気に、”新大陸発見”モードに突入するといいですけどね・・・。」
「まあ、そう単純にはいかんじゃろうが、可能性は結構、ありそうじゃな。」
「そういえば、思い出しましたけど、パパ・ヴァンガだったか、タイターだったか、予言者が「火星に移住」は、成功するって言ってましたね!」
「ああーん、予言者?妾も、妖精生活長いが、聞いたことないぞよよ!www」
「まあ、でも、夢がありますね。」
「夢っていうか、そういう予言者の言によると、地球自体は、早晩、生物の住めない星になるんじゃなかったかなぁ!?!?」
「あー、なんか、そうだった気も・・・、で、なんか、西暦5000年過ぎには、人類自らが、”宇宙の境界”から出て行くことを選んで、この宇宙からは、人類はいなくなるんじゃなかったかなぁ・・・。」
「ま、そんなのは、どうでもいいけど、宇宙フロンティアは現実になって行くような気がするよ。妾も!」
「キャプテン・ハーロックみたいですね。」
「漫画は、気楽でいいけどな・・・。」
「いや、現実になれば、結構、普通なのかも?いまでは、10時間もかければ、ヨーロッパでも、アメリカでも飛んでいけますもんね!www」
「ま、何にしても、シアノバクテリアは偉いってことで、今日は締めとこう!」
「はい。」
参考文献など:
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