堺雅人さんの”塚原卜伝”
「2011年の”BS時代劇”でやった”塚原卜伝”再放送してるね!www」
「ああ、これね、堺雅人さん、殺陣(タテ)がキレッキレだよね!w」
「蛮幽鬼(2009年 劇団☆新感線)での、ザジ役でも、早乙女さんと見事な殺陣を披露してたよね!!!」
「ここでも、”偽義経冥界歌”のことを書いたとき、ついでに触れたよね!」
「妾、歴史的な存在としての”妖精”だからね!w」
「まあ、とにかく、”塚原卜伝”は、15世紀終わりから16世紀初頭、小田原で、北条早雲が晩年を暮らしていた頃、鹿島から出て、回国修行にで、他流試合でも、一度も、怪我さえしなかったというツワモノですね!」
「江戸初期の剣豪、宮本武蔵とも立ち会ったというが、これは作り話!武蔵は、江戸初期の生まれで、1571年に死んだ塚原卜伝とは、生きた時期が重なっていない!」
「1571年かぁ。。。戦国末期ですね!この頃の事件を年表風に並べてみると
1559 永禄2 2月2日、織田信長単身上洛し足利義輝に謁見する」
1560 永禄3 5月19日、桶狭間の戦いにて織田信長軍が今川義元軍を破る。
1561 永禄4 3 8月3日、豊臣秀吉とねね結婚
1567 永禄10
8月3日、伊達政宗が生まれる 1567/09/15
8月15日、稲葉山城落城(斎藤道三戦死)
1568 永禄11 9月7日、織田信長、足利義昭を奉じて上洛開始
1569 永禄12
1月10日、織田信長入京 1569/02/05
4月8日、織田信長、ルイスフロイスに面会
1570 永禄13 6月28日、姉川の戦いで織田信長・徳川家康連合軍が浅井長政・朝倉連合軍を破る
1571 元亀2 9月12日、織田信長比叡山焼き討ち
1573 天正元 7月19日、足利義昭、槙島城を開城し織田信長に降伏し、河内へ向かう。これにて室町幕府滅亡
1580 天正8 閏3月5日、勅旨により本願寺と織田信長講和
1582 天正10 6月2日。明智光秀の謀反により織田信長、本能寺で自害。享年49
あたりですね!信長勃興期から全盛期の人なんですね!」
「そうだね!武蔵の頃は、伝説の剣豪でも、まだ、生きていた時代の事歴が、事細かに伝わっていただろうね!」
「で、一度、立ち会った事にされたのか!?」
「講談師などが話を創って、子供達に聞かせたりしたような気がするね!」
「娯楽の少ない時代でしたしね!w」
「塚原卜伝は、昭和初期までは、子供も良く知った名前だったみたいだよ!」
「吉川英治の”宮本武蔵”にも名前が出てきますね!」
「武蔵は、この人にある種の憧れを抱いていた気配もあるね!」
「しかし、13年前!BS時代劇か! 堺さん、わっかーーー!」
「BS時代劇は、ちょっとマイナーな人とか、お話とか取り上げてて、大河よりも、マニア向けだね!w」
「”あきない正傳 金と銀” も、記憶に新しいね!小芝さん、よかったし。」
「そうそう、大阪、船場(せんば)あたりの商家の感じがよう出てましたな!」
「船場あたりの話になると、大阪言葉になりまんなぁ!」
「そうでおますな!」
「ほな、行きまひょか!w」
「こらこら、どこ行くねん!まだ話中や!」
「大店に成長して行く商家を実のところ支えて行くのは、小芝演ずる”幸”女将、で、先代の息子三人は、どいつもこいつも、何かが足らん!」
「幸(サチ)は、三人の旦那と、順番に結ばれながら、良いところは吸収して、いらんやつは放り出したり、なかなか芯の強いとこを見せて行くね!」
「商家というのは、ああだったんやろね!」
「男は、遊びに慣れると、家のことを放り出すし、趣味に走ると、没頭して、金勘定できひんようになるってね!!!w」
「そうそう、”澪標(みおつくし)”の高田郁さん、通り一遍の女性差別だのなんだのではなく、しっかりと生き抜く江戸末期から、明治、大正あたりの商家の実情を、嫁から、女将となって、店を切り盛りして行く女性の姿をきちんと描いたはるね!!!」
「舘ひろしさんがね!先代からの大番頭で、幸の才能を最初に見出すおじさま!ええ味でしたな!」
「さすがに舘さんって演技でしたな!」
「しかし、”塚原卜伝”に戻るとね、やっぱ、剣術者モノは見所があるね!」
「殺陣が多いからね!こういうの、時代モノの見所やね!」
「また、VIVANTも続編やるみたいだし、堺さんの新作にも期待しましょう!」
「TBS、ドラマはおもろいの多いし、あたりも出るのになぁ!」
「他のことは言うたらあかん!」