矢口史靖さんの映画
「今日は、俺の好きなのメインで語らせていただきますよ。」
「こないだ、少し、話題に出た矢口史靖さんの映画のことかな?」
「そうです。この人の映画、大好きです。昔から。」
「昔とは、いつ頃からかな?」
「ウォーターボーイズの頃からですね。」
「妾、あれは良いと思うておった!」
「へぇー!初耳です。」
「妻夫木聡くんの若い頃の半裸姿が綺麗でなぁー!」
「はいはい、そういうことですか?」
「そういうことじゃが、何か???」
「違うんです。俺は、矢口監督の映画、脚本、題材の日常性とそのポップな切り口、バブっていた頃の感じの日本の喜劇の一つの形の熾火のような笑いが大好きなんです。」
「ふ〜〜ん、まあ、語れよ。聞いたるさかい!」
「また、姫が変な関西弁話すときは、何か含みがありますよね・・・。」
「そないなことあるかいな。勘ぐりすぎやでーー!」
「わかりました。俺が初めて矢口監督作品を劇場で見たのは、”ウォーターボーイズ”です。」
「やっぱりな、妻夫木くんじゃろ?」
「なんでですか?玉木くんですよ!じゃなくて、なんで、俺が、そんな同性愛者みたいな発言せなあかんのですか?」
「お、うつってきたな!」
「そう、大阪弁って、伝染するんです。感染力が、変異株コロナなみなんだから、普通に話してください!」
「やっぱ、そうかの?」
「マジレスすると、竹中直人さん、こういう映画には欠かせませんよね。」
「シリアスなようでコミカル。コケる時のアクションがおもろいよな、あの人。」
「スウィング・ガールズも見ましたけど、やはり、竹中さんの役ところ、最高です。」
「あの映画、上野樹里さんの動きが最高に面白いけど、あの時はワキだった、貫地谷しほりさんとか本仮屋ユイカさんとかもよかったですよね。」
「ああ、本仮屋さんのボケっぷりが地なんじゃないかってな思わせられて、で、ちょっと、JAZZ聴いてみようかな?みたいな人、少し、増えましたねー!」
「まあ、スジとか感想とか言いませんけど、切り口ですよね。矢口さんの噺、おもろい!」
「この題材をこう切って、こう見せるか?的な???」
「そうです。見てもらえば、言いたいことがわかります。」
「もう一つ、感動したのは、”ロボジー”です。」
「あれは、ミッキー・カーチスさんがね!好演!!覚えておるよ。」
「俺は何と言っても、あの映画でのはまり役は、吉高さんです。」
「あー!(笑)」
「俺の周りの吉高由里子ファンは、ロボジーからの人だらけです。」
「ほうほう、お前も若い時代があったんじゃな!wwwwwwww」
「えー、否定しません。」
「少なくとも、この三つ見てみてください。矢口映画の楽しさと、面白さ、そして、ほろ苦さみたいなものが全部、詰まっています。」
「その辺で、良いかな?」
「ええ、あらすじや感想を言う気がないんです。」
「それもありかな???」