デジタル庁。
「姫、デジタル庁ができたりするみたいですよ。」
「ふん、また、大臣とか、副大臣とかが増えて、面倒が増えるだけなんじゃないのか?」
「まあ、庁だから、長官ができますね・・・。」
「しかし、そうなら、少し、アイデアはなくもないかな?」
「例えば???」
「例えば、この時期、またコロナ感染が増えてきているとか言うよな。すると、もう一度、何らかの給付金などしないといけなくなる可能性が高い。」
「まあ、税金は、公共のため、みんなで集めたお金をなるべく公に価値が高いと思われることに使っていくわけですから、今回のような緊急事態なら、意味があるわけですよね。」
「この感染拡大は、11月1日から、中国、韓国、台湾などからの入国が規制緩和されたのが、大きいと妾は個人的には思うておるがな。精密に調べたわけではないから、予想にすぎん。」
「他に、香港、マカオ、シンガポール、タイ、ブルネイ、ベトナム、豪州、ニュージーランドなどですね、ニュージーランドは、社会民主主義の国らしく、弱冠40歳のアーダーン首相(女性)が厳しくするときは厳しく、楽しむことが可能な時はゆるく、見事な差配じゃったな!」
「国の規模も適正なんでしょうね。日本は、規模がこう言う緊急事態に対応するには少し、大きすぎて・・・。」
「あと、空気を読みすぎる文化があるかな?入国審査後のある条件を満たした入国者には、2週間自己隔離を要請はしているが、実際には、ザルって噂じゃな?」
「その辺は、係員も大声で怒鳴りつけてくるような人、特に、外国人には、もう、構わない的な雰囲気というか空気ありそうですよね。」
「殴られたら痛いしな。そうなっても、法律も何も、痛いこと自体をなかったことにはしてくれない。痛いものは痛い。アメリカなどなら、そんなことすると別室につれて行かれて、ものすごく大変なことになるけど、日本はそういう部分、舐められているよな、特に外国人にはものすごく甘い。が、現地の職員にすれば、頑張り甲斐がないんじゃろうな、この国では。」
「こういう”implicitな自己責任”みたいなところが、本当は日本型の自己責任社会の実態ですよね。」
「危うきには初めから近寄らない!しか身の守りようがない。」
「まあ、それはともかく、デジタル庁のアイデアとは?」
「給付金を、デジタルで、しかも期限付きにする!」
「ああ、10万円配って、6ヶ月で使わないと、消える!みたいなことですか?」
「そうじゃ!今でも、ポイントなんかでは、期限付きのものは普通に出回っているから、多分、政府内部でも案自体はあるじゃろ?特に、経産省出身の今井さんなんかは、絶対、早くから、気づいているはずじゃよな。」
「菅さんになってから、少し、遠目から見ても、影が薄い感じになりましたね!」
「目立つのは、公安出身者が増えたかな?まあ、時期的に、国際社会のバランスが崩れかけているから、それもある程度は仕方がない・・・・・・・・・。公安警察国家みたいなものは、少し怖いけど、ミロシェビッチやチャウシェスクのような独裁は、この国では不可能だし、時期的に仕方ないかなぁ?」
「まあ、それはそれでね、で、マイナポイント的なものに、期限付きで配って、自分の使いやすいカードとか、スマフォ決済のポイントに変えられるようにする。その際、自動的に使用期限がつくようにする。」
「使い道をものすごく緩くはあるけど、少し制限(例えば、日用品(一部)は不可にするなど)して、換金は不可にすれば、麻生大臣がおっしゃっているような”貯金”が増えただけにはならない!」
「その辺は、経産省の官僚さん達が中心に、しっかり設計してくれればOK!」
「やることが明確になれば、日本の官僚は仕事が早くて、正確ですからね!」
「そうなんじゃよな、多分、もう、いろんなアイデアは出ていて、技術的にはかなり凝ったものも可能なはずじゃ!」
「あとは、各方面の「調整」!まあ、それが政治の機能ですよね!」
「うむ、緊急だから、早く動いて欲しいものですぞ。」
「応援しましょう!」
「うむ・・・。」
「とにかく、うまくいくよう、知恵を絞って欲しいものですね。」
参考文献: