地味にすごい度~兵庫県赤十字血液センター~
「サジェストから献血が消えた、なぜだ」
「フェミニズムの一語かなぁ?まさか」
「それはかなりきつくないですか?」
あの…先生、大丈夫ですか?さっき生徒さんに凄い白い目を向けられてましたけど…
大丈夫? はぁ、分かりました。
えっと、兵庫県赤十字血液センター役です。
この子は相棒の「ろっこう3号」です。仲良くしてあげてくださいね。
一応言っときますと最寄り駅は阪神春日野道です。
まず、私は滋賀みたいに献血会場としての機能を持ってません。
ので、当初は発表するつもりはなかったんですけど、どういう訳かついさっき先生が「なんでもいいから話して!」って頼んできたんで、まあ、話させていただこうかなと。
先生に甘い?
まあ、そうかもですね。一応彼の地元の献血システムの責任者ですからある意味一番縁が深いわけで…
まあ、それは置いといて、今回は皆さんに「公的さい帯血バンク」についてお話しさせていただこうかなと思います。思うんですが…
先生?骨髄バンクについては?まだ?
次回kizoonaさんがやる?
えーと、OK。
では、さい帯血っていう聞きなれない言葉についてまず説明しますね。
さい帯血っていうのは、赤ちゃんを産むときのへその緒にある血液の事です。
実はこの血液には、造血幹細胞っていう血球を作る細胞が多く含まれているんですね。
で、白血病とかで血球が作りにくくなった人に対して、この細胞を移してやるっていう治療法があります。
この為に、さい帯血を採取、保存して、必要な時に使えるようにしておく、これがざっくりとした公的さい帯血バンクの仕組みです。
公的さい帯血バンクは日本に六ケ所あるんですけど、いろんな理由で近畿を管轄する近畿バンクとは別に、中四国を管轄するバンクが兵庫にあるんですよ。
兵庫バンクは正確には日赤とは異なるNPO法人なんですけど、他のバンクの多くが日赤運営なこともあったりして、うちの建物の4階に事務所があるんですね。
なんで私がこの説明をさせてもらってます。
さい帯血採取は赤ちゃんにもお母さんにも負担が全くないのですが、さい帯血治療自体があまり知られていないこともあって、まだまだ「伸び代が多い」感じなんですよね。各ルームでもポスターや啓発冊子が置かれていたりするのでぜひご覧いただいて、公的さい帯血バンクの認知度向上につなげていただきたいと思います。
最後に、実は私、ラインやってるので、よろしければ友だちになってください!
あと、うちのコたちのSNSフォローも、よろしくお願いしますね!
「ありがとうございました!
呼びかけボランティアの際、えらいさんがやたらと差し入れをくれることで有名な『兵庫県赤十字血液センター』さんでした!」
「なんというか、日赤連呼しまくってるが大丈夫か?」
「大丈夫です!このシリーズは全て私の空想ですから!」
「京極夏彦の『虚実百物語』を思い出すのは私だけかい?」
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