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沼った話

「ホームグラウンドを脳内爆撃した記事にいいねする事業所があるとは・・・・・・」
「はよエントリーせい」
「マリンワールドとは願ってもない存在ではあるが・・・・・・」

菊地章太先生の話をします。

この方は井上円了先生などを通じて私の形而上学趣味と妖怪趣味と宗教趣味をこの上なく肥大化させた方です。Studentとしての私の現状はこのお方のお陰であるといっても過言ではありません。
(もっとも最近は「こうじゃない現実」の魅力に抗い難くなっていないこともない。)

で、久々に菊地先生の本を読みました。

驚いたのはザビエルが出てくることです。
有名な聖フランシスコ・ザビエル像が地元の神戸市立博物館所蔵であることは私にとって一つの自慢(?)だったりするのですが、彼がプロローグの題材として登場することと、聖女テレサの以下のセリフが登場することを近くした私の脳は、どうしてもアレを思い浮かべざるを得ないのです。

「こんなにもあわれな虫と交わってくださる神のために、私たちが捨てるものなど無にひとしいではないか」

『魂の城』6ー4ー10

前世二回目に取り上げた「Fate/EXTRA-CCCFoxTail」の岸波先輩です。

https://demonition.com/blog-entry-3591.html

扱いが虫の中でも御器齧りなので御器齧りの話をします。

私はもともと手塚教徒だったこともあって御器齧りに対する抵抗はそんなになかったです。神戸が舞台の「アドルフに告ぐ」で登場人物が「ゴキブリもまた良きかなです。あれは人間だけには毛嫌いされていますが、ほかの生き物にはちゃんと生きる権利を認められています(うろ覚え)」と語るほか、「鳥人体系」で最後に地球の支配者となるのが御器齧りだったり、「ブラックジャック」にて主人公が「俺はゴキブリが好きなんだ」と言ったりとかなり好意的に描かれた作品がありますので。


な、の、で、中学受験のために通っていた塾で「御器齧り」とあだ名されてもそんなにいやではありませんでした。三億年の歴史と高い生命力を持ち、万物の霊長を恐怖させる存在というのは言葉にしてみると悪くない。

中学に入ってからも気の置けない友人には好んで「御器齧り」と呼ばせていたくらいです。

ですがまあ、世間一般の御器齧りに対する評価の悪さは筆舌に尽くしがたく、そのたびに心が痛むのも事実。

そんな中でしたからあの「生き汚い」岸波先輩を見た瞬間キャス狐には申し訳ないが目が♡になっていました。

御器齧りについてはまだ語れるんですが、そろそろ読者の精神衛生もあれかもなのでここまでで。

「絶対城先輩で初めて世間でいう送り狼の意味を知った話はせんでええの?」
「あれは正確には香川雅信先生ですから」
「また姫路の話もしたいな」

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